孝行猿資料館

3年前のツーリングで、長野県長谷村・R152沿いで、「孝行猿の碑」を発見した。

小学校のPTA制作で、「捕まって吊るされた親猿を子猿が助けようとしている」旨の説明があった。この時は、深く追求せず、「猿が3匹肩車(?)状態」の図柄を見て、「なんてわざとらしいんだ」と思い、それきりになってしまった。

最近、バックオフ誌の企画「ここどこ」に参加。お題の林道を走って抜けた先の集落に、「孝行猿資料館」があるときいて、行ってきた。

これが資料館。普通の民家の一室を資料館として開放している。

「孝行猿」は、江戸中期、猿を殺した猟師が、その猿をいろりの上につるしておいたところ、夜、子猿が部屋に入ってきて、死んだ母猿にしがみついて悲しんでいた。それを見た猟師は深く反省し、母猿の墓を作り、懇ろにとむらってあげた・・・という話。
この家の人がその猟師の子孫らしい。

猿が3匹で肩車することはないにせよ、連れ去られた親猿を追って、子猿が家に入って来ることはありうる、と思った。

年号や月日ははっきりしないようだけど、この話、実話かもしれないな。

中には親猿をつるしたいろりが再現してあり、孝行猿の話の載った修身の教科書や、「孝行猿カレンダー」(最近、小学生が作ったもの)等が展示してあった。

孝行猿の墓は、私が下ってきた林道の出口に「この先1キロ」の看板が立っていたので、林道脇にあったのかもしれないが、気がつかなかった。

孝行猿資料館の場所;ツーリングマップル関東P40E4。柏木と書かれたところのちょいと右。R152、南アルプス生涯学習センターから少し北の分岐を右折して登ると道なり(舗装)。わからなかったら、現地でキキコミして下さい。