B級スポットになりきれない「磯部温泉」

JRのパンフを見ていたら、群馬県安中市の磯部温泉に、いろいろ観光物件がありそうなので、覗きに行くことにした。

まず、「招き猫の寺」と呼ばれる海雲寺

温泉街で、さっそく、欄干に招き猫の載っている橋を発見した。

橋の両端で、右、左の手で、金運と幸運(だったかな?)を招いていた。

だけど、この招き猫、可愛くないのよねぇ。汚れてるし。

海雲寺の前にも、招き猫があった。

なんでも、世田谷の豪徳寺が招き猫に因縁のある寺で、海雲寺にはその招福観音の分身が奉られているらしい。

寺の片隅には、奉納された招き猫が並んでいた。

こちらは売り物。

招き猫の根付け(300円)もあり。

祭壇にも、招き猫が奉られていた。

しかし、寺全体の招き猫の数は大したことなかった。

ここのインパクトは、木更津(千葉)の証成寺(たぬきばやしの寺)と同程度。

館林(群馬)の茂林寺(分福茶釜の寺)には、およばなかった。

磯部温泉の名所旧跡巡り続行・・・。

このホテル、舌切雀伝説があるらしいのだが・・・。

そんな話、初耳だ。

インターネットで調べたら、このホテルの宣伝ページは出てきたが、この地にどうして舌切雀伝説が生まれたのか、わからなかった。

と書いたら、SevenStarさんから、以下の情報がありました。どうもありがとうございました。

B級スポットになりきれない「磯部温泉」(群馬)(01/06/01)の
舌切雀伝説ですが、安中市内の磯部公園に伝説の発祥の地とされる「舌切雀神社」があります。
明治時代に巌谷小波がここに取材に来て彼の著作の「日本昔話」の一編として取り上げた為、この話が世間に流布する様になりました。
桃太郎やカチカチ山なども同様で、お話自体は昔からあるものですが「児童文学」として新しい命を吹き込んだのは巌谷小波の功績です。また誰でも知っている昔話の童謡の大部分を作詞したのもこの人です。
彼がいなければ私たちの幼年時代はずいぶんさみしいものになっていたんではないかと思います。

江戸時代の文献、磯部温泉の位置に、日本最古の温泉マークが書かれていたらしい。

ちなみに、磯部に最初の温泉宿ができたのは、天保12年(1841年)。

磯部温泉の駅前の恐妻碑

阿部真之助(1884〜1964)氏は、毎日新聞論説員、9代目NHK会長、菊池寛賞受賞など、外では偉い人だったらしいが、家では妻女に頭が上がらなかったそう。「日本恐妻連盟総裁」と自称していたとか。「恐妻とは愛妻のいわれなり」のただし書きがあった。町内に愛妻橋もあるが、橋の欄干には妻の像は載っていなかった。

全体的にいまいちだった。

全体的にさびれた雰囲気の磯部温泉。明治18年(1885年)、横川まで電車が開通した頃が「東京に一番近い温泉」として全盛期だったそう。その後、明治26年(1892年)、信越線が全線開通して、客が減ってしまったらしい。それから100年以上続いたのは偉いと思うが、町の中心街では、閉店した商店が目についた。不況なんだね。