天狗納豆の笹沼五郎商店

ジパツーで紹介されていた、納豆の笹沼五郎商店に、納豆みやげを買いに行った。

笹沼五郎商店は、「天狗納豆」のブランド名で納豆を売り出し、納豆を水戸名物にした、老舗の店である。

まず、2階の納豆資料館を見学。

この資料館は、先日のタカノフーズの納豆博物館より小規模。一部屋ぶんのスペースに、水戸が納豆で有名になった顛末、納豆の作り方、納豆を使った料理等が展示されていた。

水戸の納豆を全国的に有名な産業にしたのは、この会社の創業者・笹沼清左ェ門(1854〜1920)である。彼は明治17年、仙台で納豆造りを習得し、明治22年、「天狗納豆」のブランドで商品化した。これを水戸駅(水戸〜小山の水戸線はこの年開通)の駅前広場、ホームで観梅客相手に売ったところ、大人気になったそう。

「天狗納豆」「天狗のように元気になる納豆」の意味。また、「天狗党」にもひっかけている。

納豆雑学いろいろ・・・。

○戦前の納豆作りは一年の半分。後は、すだれ作りで生計をたてていた。昭和20年代後半に業務用冷蔵庫ができ、それから、納豆作りが一年を通してできるようになった。

○昭和19〜22年は食糧難のため、納豆も製造中止。

○納豆発祥の地・中国雲南省・昆明、上海の人は、糸引き納豆を食べる習慣が無い。彼らに日本の納豆を食べさせた結果;
おいしい40% どちらでもない40% まずい20%
また食べたい34% 食べたくない12%
で、中国は潜在的な納豆のマーケットである・・という結果が出た。

一階はお土産売場。

けっこうな品揃え。

他社の製品もたくさん並んでいた。

博物館の規模では、おかめ納豆のタカノフーズが勝っているが、お土産売場は、天狗納豆の勝ち!

ワラット(わらにつめた納豆)、納豆飴、大黒納豆、納豆ふりかけ、納豆煎餅、納豆スナックキムチ味・・・

いろいろ買い込んだら積載困難な量になり、宅配便で送る羽目に・・・。

家族には大黒納豆が好評だったが、私のお気に入りは納豆ふりかけ。

また、そのうち、買い出しに来ようっと。

この会社では、納豆作りは、ほとんど全て人手でやっている。納豆菌はやかんでふりかけ、その豆を容器に入れる作業も手&機械併用。わらづとに詰めるのは完全に手作業。

納豆工場の見学は予約は不要だが、毎日操業しているわけではないので、日程要確認。私の行った日は、残念ながら、休業日だった。

●笹沼五郎商店
水戸市三の丸3-4-30、水戸駅北口から常磐線沿いに東に行き、踏切を渡る。道の左側。8時〜18時、無休、029-225-2121