浅草探訪(2)

【浅草寺の境内は鳩だらけ・・・】

ほのぼの系のこんな像もあったけど、

うじゃうじゃ〜・・・

実状はこうです! いや〜、恐ろしい・・・。

【刺青資料館】

私の持っている98年版のるるぶと、インターネットで調べたのと、電話番号が違っている。移転したらしい。インターネット版の番地を頼りに探したが、見つからず。近くのスーパーで従業員に訊いたが、「僕は埼玉なのでわかりません」と言われ、地元の従業員2人目でやっと判明。スーパーの数軒先の「骨董喫茶・弘美」の店内に資料館はあるのだった。よく見ると、看板が出ているのだが、目立たないので気がつかなった・・・。

喫茶店に入ると、水商売風のセクシーな女性が出てきた。この方が弘美さんか・・・。「刺青資料館を見たいのですが・・・」と言ったら、「うちは喫茶店なので、何か頼んでいただけますか?」って。歩き回ってのどが渇いていたので、ちょうどいいや、とオレンジジュース(350円)を注文した。

店内を見回すと、日本人形、兜、自在鈎、アールデコ様式のガラスの壷(風景画)、黒電話、翡翠の馬等、大量の収集品が並べられていた。壷なんか、数十万円以上の値打ちものだぞ・・・。

ジュースを飲み終わり、電話中の弘美さんに、「資料館はどこですか?」ときいたら、店内の一角を示された。「この一角・・・このへんの展示物は見るだけです。そっちのファイルは刺青なさる方には見せるんですけれど・・・触るのはご遠慮下さい」とのこと。

つまり、ケースに入れられた刺青のビデオや、本の背表紙、テレカ等を眺めるだけだった。刺青について、丁寧にパネル展示でもしてあるのかと思ったので、物足りず、ちょっと残念だった。

棚の上を見ると、刺青に関する人形がいろいろ展示してあった。中国製と思われる陶磁器や、マネキン、髑髏等に混じって、ダース・モールの首があった。あ・・・ダース・モールってあれが元の顔じゃなくて、刺青だったのか?

売り物の本が2種類あったので、手に取ってみた。

「刺青師の女(妻)たち」 中野弘美 恵文社 88年 1800円 
「刺青の真実」 中野長四郎 彩流社 02年     2500円 

どうやら、弘美さんのご主人が刺青師で、夫婦揃って本を出したらしい。
この日、弘美さんの本を買って帰ったら面白かったので、後日、ご主人の本も購入した。

「刺青師の女(妻)たち」内容

弘美さんは、全身に刺青を彫っている。彼女は昔から刺青に興味を持っていたわけではない。どういう成りゆきで、自分が刺青師と結婚し、刺青と深くかかわるようになったのかという、彼女の半生記である。

下の一文、彼女が一番言いたかったことではないだろうか?

私達日本人は、理由もなく古い儒教の教えや、理由なき偏見によって刺青を迫害してきています。今日でも古い考え方に盲目的に支配されている人達も多い。私は声を大にして申し上げたい。刺青は罪悪でも何んでもない。刺青はもはや陰花植物ではなく、そして刺青は今やヤクザや無頼の証明でもない。ホモやレズまでもがいまや市民権を得ようとしている時代です。刺青が何故に市民権を得られないのでしょうか。
世の中の刺青女性達も、奮起してください。やけや失意で刺青を彫るような女性たちは迷惑です。刺青を彫る女性達はもっと誇りをもって欲しい。刺青によって、世の中の男性刺青愛好家の人達に、刺青女性は大きな貢献をしているという、自負と自覚をもってもらいたいものです。

「刺青の真実」内容

中野長四郎氏はこれ以外にも本をたくさん出しているようだが、この本には、

●自分が高校教師から刺青師になったいきさつ
●さまざまな客
●刺青の間違い、勘違い
●刺青とタトゥの違い

等について書かれていた。

特に、「刺青の間違い、勘違い」は、笑えた。未熟者の刺青師により、左右逆に彫られた刺青(人物が左ききだったり、着物の合わせが逆だったり)、胴の異様に長い龍の刺青等・・・刺青を彫ってもらう時は、一生ものなので、信頼できる刺青師を選びましょう!ということだ。

●日本刺青資料館
台東区浅草4-34-6 骨董喫茶・弘美内、03-3871-1023
喫茶店なので、一品頼むこと

【カツラ屋さん】

この界隈を歩いていて気がついたのだが、扇、足袋、草履、下駄、法被等を売る店が多い。

カツラ屋は3軒もあった。

2000円くらいのコスプレ用の安いカツラから、20万円の部分カツラまで、品揃えも多数。このあたり、芸人が多いのかな?

【変わり種アイスのグリーンベル】

(→納豆アイス等、やっています。こちらのページを参照して下さい。

浅草を後にし、隅田川に沿って南下した。

【隅田川沿いの遊歩道】

雨に濡れるのが嫌だったので、途中で、隅田川の川沿いの遊歩道に降りたら、首都高が屋根代わりで快適・・・。

そういう環境なので、ダンボールハウスが大量に並んでいた。ハウスに雑種犬をつないで飼っている人がいた。この不況時、自分の食い扶持だけでも大変だろうに、犬のエサ代はどうやって稼いでいるのかな?

川の欄干の飾りが、馬(駒形橋、厩橋にちなんで)、屋形船、力士(両国の国技館ネタ)等あって楽しかった。
壁面の巨大落書き。

どういうわけだか仏教系。

力作です!

【両国いがらしや】

(→「おせんべいアイス」をやっている店です。ここをクリックして下さい。