館山、大房岬、富津岬の旧日本軍関連施設(1)

【館山の地下壕】

館山に「旧日本軍の地下壕がある」と友人からきいたので、見に行くことにした。

館山では、不確かな情報を手がかりに行ったり来たり。よくわからなかったので、やっぱり、人に聞くのが一番だと思い、団体で歩いてきた地元のご婦人集団にきいたら、不審そうな顔して、首をかしげて、「あ、洞窟のことだ」「洞窟だったら、その上だ」「坂の左手の事務所に承諾取ってね」と教えてくれた。そこで、急坂を上がり、その事務所に入り、「すみませ〜ん」と言ったら、ご婦人が出てきた。私が、「観光客です。防空壕を見学したいのですが」と言ったら、不審そうな顔をしながらも、「中は真っ暗で危ないから入らない方がいいですよ」と言いながら、OKしてくれた。

この洞窟、舗装路からちょっと脇道に入った所にある。立入禁止の看板も、柵もバリケードも無いけれど、私有地内。

このHPに詳細な場所を書くと、不法侵入される方が大量発生して怒られそうなので、場所はわざとこのページには書かない。

入り口付近はコンクリで綺麗に固められている。

奥の方は手掘りのまま。

このトンネル、暗い部分に5センチくらいの大きさのゲジゲジ(ムカデ?)が大量に群れているところがあった。

壁を触りながらの移動は危険!

単独行動だし、おっかないので、再奥部まで行かずに引き返した。

大ホール。

通路が碁盤目ではなく、迷路状に掘られているのは、万が一、敵が侵入したさいの、白兵戦のため?

入り口付近に「戦闘指揮所 昭和十九年十二月竣工」と書かれた立派な額が残っていた。

海軍航空隊のものらしい。

天井の電灯取り付け部分も残っていた。

入り口は数箇所あったが、崩れたり、埋まったりしていた。

床も水がたまっていたり、ぬたったりしていた。

本格的な探索には、大光量の懐中電灯と長靴が必要である。

もちろん、一人での探索は危険(汗)

洞窟を出てきて、バイクの脇でうろうろしていたら、中年の女性が通りがかった。不審そうな顔で見ているので、「地下壕見てきました」と言ったら、ますますあやしまれ、「そこの事務所の承諾は取りましたか?」と訊かれた。「はい」と答えたら、解放してくれた。

地元の人、地下壕への無断立ち入りに悩まされているのかも・・・。

無断立ち入りは、見つかると、確実に叱られそうです(汗)。

06/2月 追加情報

私のサイトではここを所有している「事務所」の名前を伏せてありましたが、他のサイトで名前が出ているのでもう伏せる必要はないでしょう。「かにた婦人の村」という施設です。
2002年はここで侵入許可をとったのですが、今回、お願いしたら、「現在、NPO(南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム)の企画以外の洞窟見学は全てお断りしております」とのことでした。
山頂にある従軍慰安婦の碑の方も、同様だそうです。

ところが、この施設を巡るNPOのツアーは、10名以上の団体で申し込んだ場合のみ催行(有料)だそうです。つまり、現状では、個人が戦闘指揮所を見学することはできないのです。
これは困りました・・・。
NPOが、個人向けに定期的に見学会を企画して、HPで告知すればいいのですが・・・。

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