「光の楽園」跡地(3)

4叉路からワイルドバギーコースに行く道を走ってみた。

林間の勾配のある道だ。

案外フラットだったが、200〜300mでヤブコギになったので、引き返した。

途中、分岐があり、下に降りる道がついていた。「Bコース」等書かれた看板も残っており、この下にもバギーのコースがあったようだ(行かなかったけど)。

元の入場口の方角へ向かう道も走ってみた。

左側のヤブの中に、「駐車場」と書かれた看板が・・・。

矢印の方向に進むと、ヤブコギの後、草のあまり生えていない空き地に出た。

ここが昔の駐車場跡かと思って、某HPに掲載されていた「光の楽園」の地図を見たら、「テラス」という建物を撤去した跡地らしい。

本来の駐車場跡は、ヤブに埋もれてしまって、侵入困難。

チューリップのすべり台、ちょうちょスライダー等のあった遊具広場もこのとおりの草ボーボー。

もはや、ピクニック不能。

こんな感じで、残された2棟の建物以外は見るべきものはなかった。
せめて、まだ遊具が営業当時のまま残っていた昨秋に行っておけば・・・と残念だった。

【「光の楽園」跡地地図】

【地元の人の評判】

明野村フラワーセンター向かいのブルーベリー摘み取り園の方に、「光の楽園」についてキキコミした。

おじさん「行ったことはある。興味はなかったんだけど、周囲の人間が「近所だから行け」というので。一度行ったら、「いやぁ〜すばらしかった!(二度と行かねーよ プンプン)」という施設だった」

おばさん「テレビでテーマパークをネタにしたクイズ番組やってて、光の楽園ネタのクイズが出たけど、あまりにも知られていなくて誰も答えられなかったの(笑)」

だそうだ(笑笑笑)

【「光の楽園」のオーナー・岩谷翠女史について】

A「ニューヨークの空は澄んで 私の座禅紀行」春秋社 1984 1300円
B「光の歌 21世紀の福音書」風雲社 1997 1800円

この2冊に、彼女が「光の楽園」を作ったいきさつが書かれていて、非常に興味深かった。

<著者略歴>(Aから引用)
1941年東京に生まれる。東京大学文学部卒。
卒業後、日本テレビ勤務、テレビ・ディレクターとして番組制作に活躍。現在、主婦、フリーライター。
その間、子育てをしながら、世界を旅し、雑誌、週刊誌に紀行文、エッセーを発表、女性エッセーをものにする。

ここまではよくあるキャリアウーマンの話なのだが、岩谷女史の場合、1980年代前半、ご主人の仕事の関係でニューヨークにわたり、現地で禅にはまってしまったことから、人生観が変わってしまったそうだ。

座禅をしていたある日、寝る前のこと。
「突然、頭の中に光がきらめいたと思ったら、私がこれまで考えたこともない、ある思想が、ダッーと一気に転がりこんできた。
それは、いいようもなく不思議な瞬間であった。」(Aから引用)
そのうち、彼女は、自分の前世を思い出し、人間の一生は今世で終わりではない、永遠に続くものである、この世のありとあらゆるものは、何もかも一つである、という世界観を持つようになった。

そして、B「光の歌」。いわゆるチャンネリング本で、人類の未来が予言されていた。
彼女が啓示を受けたのは、1986年だそうだ。

2000年までに、アメリカが中東で戦争を起こし、中東は焼け野原。気候の変動、先進国で経済崩壊、政治的破綻が起き、大変なことになる。
で、2000年は、人類の夜明け。
こころの世界に目覚めた人類が、新しい価値観を持って、社会を再建する。
2700年に、重力制御、太陽エネルギーの伝送技術が確立され、人々は、自然に還った世界の上を飛翔する。
3300年頃、世界に混乱が起き、これをきっかけに、カルマの解消が意識されるようになる。
3900年、カルマを解消した人類が一人残らず、光に還る。

「光の楽園」については、1980年代の後半に、ある会社と銀行がらみでテーマパーク構想が持ち上がり、
天からの啓示を受けた彼女が、それを公園という形で明野村に実現させる、ということで、企画を出したそうだ。
ところが、90年代に入ってバブルがはじけ、会社は倒産、銀行も手を引き、
結局、彼女は弁護士だったご主人と二人で、最初の計画を大幅縮小し、「光の楽園」を建設したそうだ。

Bあとがきの彼女の言葉「・・・いづれの日にか、この地(明野村)に多くの人が集り、地球と人類の未来について語りあい、この地が二十一世紀の新しい文化を生みだし、発進していく基地となっていくのであろう・・・」

この予言がはずれることを、彼女の予知力では見抜けなかったようだ(哀)

最後に・・・。

こういう事情で「光の楽園」が作られたことを、1998年以前の時点で知っていたら、私は「光の楽園」を訪れていたことでしょう。宗教がらみの娯楽施設って、いろいろな意味で「濃い」ところが多いので。

知るのが少し遅すぎました。本当に残念です。岩谷女史には、新たな活躍を期待します。

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