インスタントラーメン発明記念館

99年開館のこの施設、大きな建物だが、日清食品の宣伝館でもあるので、入館料はタダ。

インスタントラーメンの発明者であり、日清食品の創設者でもある安藤百福氏の業績を中心の展示がされていた。

安藤氏は、戦後の食糧難を見て、「家庭で簡単に作れる安価なラーメンを」ということで、「食足世平」をモットーに、自宅の裏庭に小屋を作り、研究をしたそうだ。その時の小屋が実物大で再現展示されていた。

お湯ですぐに戻せる麺のヒントは天麩羅。油で麺を揚げると多孔質になる、というのは彼の発見である。

小屋における1年間の研究の結果、昭和33年にチキンラーメン発売。これが爆発的ヒットとなり、インスタントラーメンの時代が到来した。

庭で飼われていた鶏も再現。

卵を取ったり、肉にされて食べられたり、哀れ悲しけり。

チキンラーメン発売当初の情景。

こんなふうに箱に入れられて山積みされて売られていたそうだ。

チキンラーメンをカップに移して、フォークとナイフで食べるアメリカ人を見、これが昭和46年のカップヌードルの発売につながったのだという。

この自販機は見覚えがある。

阪神大震災(平成7年)の時に活躍したキッチンカー。カップラーメンの屋台である。

壁一面のカップラーメンの歴史年表。

ベルマークつきのチキンラーメン等、懐かしい商品が並んでいた。

発売当初からのCM集も見た。「わかるかな〜 わかんね〜だろ〜な〜」、「出前一丁」、「お茶漬けラーメン」、ピンレディーのUFOバージョン、「hungry?」等、名作が多かった。

ラーメンの景品(どんでんわ、おつげドンドン、おカメラさま、ちびっこ人形等)の展示。

売店でもいろいろなものが売られていた。

日清食品の現在のキャラクターはヒヨコちゃん。コンビニでも小さな人形が売られているが、ここでしか買えないものもありそうだ。

私の行ったのは閉館間際だったが、この博物館、早い時間に来れば、小麦粉からインスタントラーメンを作る体験ができたらしい。これも一度やってみたいな。

●インスタントラーメン発明記念館
大阪府池田市満寿美町8-25、0727-52-0825
10〜16時、火、年始年末休、無料
博物館の公式サイト