猿島の軍事遺跡(1)

軍港・横須賀沖にある猿島は、明治時代に要塞化された。現在でも、島内のあちこちに遺跡が残っている。

コンビニで食料のチョコレートを買い、三笠公園へ。ここから猿島行きの船(往復1200円)が1時間おきに出ているのだ。

有料駐車場は車専用のようなので、バイクは船着き場のすぐ脇に駐車した。

11時の便で猿島に渡ることにした。券売所で、「今日は天候が悪いので、最終便(16時半)の予定が早くなるかもしれません」と言われたが、1時間程度で引き揚げてくるつもりだったので、余裕。

出航まで30分ほどあったので、三笠公園をぶらぶらした。

軍艦三笠--日露戦争時の連合艦隊旗艦。昭和20年代初頭、米軍に接収され、ダンスホール&しょぼい水族館の無惨な姿になってしまったが、その後、記念館として復元された。内部は、日露戦争の資料が豊富で面白い。今日は入らなかった。

東郷平八郎の像--昭和42年建造。日露戦争当時の連合艦隊司令長官。「皇国興廃此一戦」の碑もあった。

「横須賀市緊急用飲料貯水槽」として使われているD51--面白い用途だと思った。内部全部が貯水槽として改修されているのだろうか?100立方メートルの容量があるらしい。

11時になり、乗船。しーふれんど2号(三胴船、スクリューではなくて、ウォータージェット推進、90人乗り)は、10名くらいしか乗客がおらず、がらがらだった。

2階の展望デッキ?で海を眺め、15分ほどで猿島に到着した。

上陸してすぐ目につくのがこの建物。

昔の海軍兵舎らしい。廃墟ではなくて、倉庫として使われている様子。管理の方が掃除していた。

島内には、下側のルートと上側のルートがある。

下側のルートは切り通しとトンネルの道だ。

いたるところ、レンガ建築だらけだ。

猿島要塞の完成は、明治17年。

私が見た範囲では、猿島のレンガは全てフランス積みだった。フランス積みは主に明治10年代以前の手法なので、時期的にイギリス積み普及前だったと考えられる。

(イギリス積みの方が、頑丈で、作るのが簡単。)

コンクリ製のように見えるトンネルもあったが、一部、表面の漆喰が禿げて、内部のレンガ(フランス積み)が見えていた。明治期に作られたトンネルを、後にコンクリで補強したのだろうか?

今回(03/1/19)、残念だったのは、遊歩道の一部が通行止めで、弾薬庫や一部のトンネルに行けなかったことだった。

(「崖崩れのおそれがあるため」という看板が出ていたが、管理の人にきいたら、砲弾が出土し、調査中のため・・・とのこと)

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