神秘珍々ニコニコ園(3)

珍珍歌も健在。

「見る人が 日本一のボロ園だ
 デモ展示品 ウム 日本一」

橋本氏は、以前、「珍珍歌の第二弾も出版予定」だと言っていたが、訊いたら、「疲れたので、結局出さなかった」って。

荒川的には面白いと思っていたので、残念だ。

歴史的人物。

スターリンとルーズベルト。どっちがどっち?なんて野暮なことは訊かないで下さい

吊されたムソリーニ、マッカーサー等も健在。

山本五十六は以前と異なり、黄色くペイントされていた。

橋本氏、戦時中に駆逐艦春雨に乗っていて、山本五十六を尊敬していたので、この像を彫ったらしいが、黄色く塗ったら、持ち上げてるのか、けなしてるのかわからない雰囲気になっちゃうよ〜。

前の方がよかった。

以前、アップしたサイトには、「この人、東条英機?」と書いたのだけど、「土肥原賢二」という人らしい。

「満州のローレンス」?

誰それ?

検索したら、ラストエンペラー溥儀を担ぎ出して満州国を建国するにあたって、土肥原氏は活躍し、戦後、A級戦犯として処刑されていることがわかった。

橋本氏は、「アナタを守るために コノ人タチは コロサレタ モクトウ」とコメントしていた。

他にもさまざまな物件が・・・。

浦島太郎が乗ったかもしれない亀。

(ノД`)

アナタキテネ仏。

「18歳以下の方 マイガケの下を見てはなりません」

年代物の墓石。

中央の墓石は、「板碑」といわれる、鎌倉〜室町期のもの。関東圏、それも埼玉に多く見られる墓石だ。博物館に寄贈したら、喜ばれそうだ。

コレクションしたわけではなく、不動産業をやっている関係上、預かる羽目になったそうだ。

家の中で保存されていた、天皇家からもらったといわれるお皿

盗難防止のため、セキュリティは厳重。

他に、徳川家がらみの仏像、象牙の仏像などの値打ち物があった。

かつて珍々ニコニコ園を訪れた人の入館記念カキコ。

なんだか、にぎやかですね〜。

あいかわらず、面白かったが、ここの施設、橋本氏のやる気の低下と比例して、作品の朽ち方が加速していた。見たい人は早めに行った方がいいかも。

2004年5月、あるサイトに「閉園した」という情報が載っていました。
2006年11月、橋本氏は亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りします。

●神秘珍々ニコニコ園
埼玉県東松山市早俣1-2、0493-34-4050、
9時頃から日没まで、入館料1000円の筈だが、500円に値下げ?
98年の荒川の神秘珍々ニコニコ園レポ

【参考文献】
「ニッポン秘境館の謎」(田中聡、晶文社)
橋本氏がこの施設を作り上げるまでの経緯が書かれている。99年出版の本なので、取材時期はニコ園全盛期。内容は貴重だが、やや割高感あり。

→「神秘珍々ニコニコ園(1)」に戻る

→「神秘珍々ニコニコ園(2)」に戻る