北朝鮮の工作船(1)

船の科学館で公開中の、北朝鮮工作船を見に行ってきた。

工作船の展示は、「第一会場」「第二会場」(いずれも無料)に分かれていた。

第一会場は屋外。「平日でも1時間待ち」という話をきいていたので、覚悟していたが、全く行列はできておらず、すぐに入場できる状態だった。オープン当時は、話題性から客が殺到したが、それから1ヶ月ほど経過しているし、夏休み前の平日だったので、すいていたのではないかと思う。

工作船展示の目的が、入口に貼られていた貼り紙に書かれていた。

「・・・北朝鮮工作船をここ船の科学館に展示し、できるだけ多くの国民に日本を囲む海の現状を伝え、日本の海を守る人々の努力と勇気が知られることを願っている」

工作船の第一印象は、錆びて崩壊しかけている漁船という雰囲気。工作船事件があったのが、平成13年12月22日。翌年9月11日、263日ぶりに水深90mの海底から引き揚げられた。9ヶ月も海底に沈んでいたのだから朽ちているのも無理はない。

船腹に貼り紙がしてあった。

○工作船の大きさ、性能
全長29.68m、型幅4.66m
速力33ノット(時速約61km)(推定)
船名 長漁3705
総トン数 44トン
主機関 1000馬力×4機
推進器 3翼固定ピッチプロペラ4基

この馬力は、100トンクラスの一般的な漁船の10倍らしい。

観音開きの船体最後部。

下部に4個のスクリューのうち、3個が見えている。

工作船の船底は、漁船が一般的に平底であるのと異なり、高速航行に適したV字型となっている。

船体の周囲で記念撮影をする人多数。

一角に船体を上から覗ける足場が作ってあって、その上は最適の撮影ポイントになっていた。

船首部分。

ぼろぼろ。

操舵室。

前方は、自爆のさいに開いた穴らしい。

14.5mm対空砲格納庫。
対空砲は、船体からはずされて、地面に陳列されていた。
艦尾方向。

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