日本モンキーパーク(3)

【テングザル】

雄の鼻が長く垂れ下がった猿。日本ではここにしかいない筈だが、昔から一匹しかいないのが気になる。繁殖できないじゃん。

【ブラッザグエノン】

額の黄色い三角形と白いあごひげから、別名「水戸黄門」と呼ばれている猿。

【マーモセット】

ここのマーモセット・ムーヴ君はテレビで「漁をする猿」として有名になったそう。自分のエサ箱の中のパンくずを飼育箱の下の方で飼われている水面に落とし、それに寄ってくるネオンテトラ(だっけ?)を捕まえるそうだ。ただし、この芸は気が向いた時にしかしないので、私が行った時は見られなかった。

係の人の話では、ムーヴ君、パンくず以外のエサも次々と水の中に投げ込んでいるそうで、「パン以外のエサには魚は寄ってこない」ということはまだ学習していないそうだ(笑)。

【ワオキツネザル】

3/27に双子が産まれたそうで、親の背中にしがみついて移動する姿が見られた。

(私の行ったのは6/14)

【ニシローランドゴリラ】

のたのた動きまわっていると思ったら、急に猛ダッシュ!驚いた。

【アビシニアコロブス】

黒白ツートンのスカンクのような大型のサル。カラーリングが面白かった。

金網にへばりついて、おねだりポーズ。

このサルとアンゴラコロブスが、1時半からの「食べ方観察会」の材料になっていた。係の人が、リンゴ、芋、バナナ、人参等の入ったトレーを持って現れると、檻からサルが手を出して、エサくれ〜と大騒ぎ。
これをサルにやるのかと思ったら、葉っぱのついた枝(シラカシ)がサルのエサだった。コロブスの胃袋は3つに分かれていて、毒素や繊維を分解する細菌を消化管内に飼っているから、葉が食べられるのだ。
「サルにエサをやりたい人〜」というので、私も行列に参加したが、全てエサは子供に持って行かれた(汗)。
サルは木の枝を手に持って葉っぱをむしゃむしゃ。

係の人の説明「コロブスは手の親指が退化していて、物を掴むのが苦手です」とのこと。

どうして親指が退化したのか?と質問したら、「木の枝にぶら下がって移動する時、指はすぐに離せた方が便利でしょ?コロブスは掴まるというより、4本の指を鈎のように曲げてぶら下がって移動していますから」ということだった。

「食べ方観察会」担当の方がこのページを見て、メールを下さいました。

「アビシニアコロブスの親指は、退化によって短くなっているというより、どちらかというと進化の過程で短くなっていると思います。
親指は短くなっていますがが、そのわりには指と手のひらで器用に物をしっかりつかみます。」

とのことでした。ご指摘ありがとうございました。

そういえば、15年前(80年代後半)に来た時、ここで、「サルの王国 ゆかいで楽しい仲間たち」という本を手に入れた。これに「コロブスとは「欠けている」という意味で、このサルの親指が退化していることから名付けられています」という説明があった。係の人に、「この冊子はもう売っていないのか?」と質問したら、「今年入ったばかりなので、昔のことはわかりませんが、最近は、サルの蘊蓄本は売っていないと思います」とのことだった。どこの動物園でも客が減っているというし、冊子の出版等、マニアックな方向で差別化を図った方がいいと思うのは、私だけだろうか?

●日本モンキーパーク
愛知県犬山市犬山字官林26、0568-61-0870、1500円
営業時間、休園日は季節により変動あり
公式サイト

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