御巣鷹の尾根・慰霊登山
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バイクで直接アクセスできる慰霊の園や、おすたか観音堂のある宝蔵寺には行ったことがあったが、御巣鷹の尾根には、前々から行こう行こうと思いつつ、伸び伸びになっていた。03年5月29日、御巣鷹の尾根に慰霊目的で登山することにした。

上野村の中心部を通り、御巣鷹山登山口へ。なんだか天気がだんだん悪くなってきた。このあたり、夏場の午後は毎日のように雷雨になるらしいが、大丈夫なんだろうか・・・。

登山道はよく整備されているらしいし、傘も持っているし、なんとかなるだろう、と考え、12時5分に登山開始。

道はたしかによく整備されており、要所要所にベンチがあった。勾配がけっこうきつく、休み休みしながら登った。上野村のガススタのオッチャンは「40分で登れる」と言ったが嘘だ。「2030m、標高差500m」というのは、侮れない。。。

結局、昇魂の碑まで65分かかった。

一見普通のハイキングコースのようだが、ところどころにお地蔵さん、卒塔婆?、「やすらぎの滝」看板があり、ここが慰霊の道であることを思い出させる。

「これより上流域の山菜は、御霊に捧げるので、採取しないで下さい」

でも、昇魂の碑付近で、山菜を取っているオバチャン集団がいた。現在、ここに登ってくるのは大半が遺族ではない人たちで、ハイキング気分のグループもいるようだが、自粛して欲しいものだ。

事故の詳細を説明したプレートや石碑もあった。

この事故は、1985年8月12日18時56分、JAL123便が御巣鷹の尾根に墜落した、というもの。520名の尊い命が失われた。

トイレのある分岐にさしかかった。

山頂一帯の地図。

事故当時、このあたり一帯に機体の残骸や遺体が散乱していた。現在では、付近一帯が霊園になっている。

看板から上は、登山道の下半分とはうってかわって、樹林帯はなく、草地に若い木がぽつぽつと生えている場所になっていた。日航機が墜落し、木々をなぎ倒した場所だ。

細かい道が分岐しており、山肌のあちこちに2Bとか3Hとか書かれた案内板が立っている。何かと思ったら、遺体が発見された場所に墓標が立っているのだった。御巣鷹山に行った人から話をきいたことはあるが、こんなふうになっているとは知らなかった。

一つ一つのお墓に手を合わせながら、上部にある昇魂の碑に向かって登った。

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