戦争博物館(3)

この赤紙は、戦争博物館の館長さんが徴兵された時のもの。

赤紙が来ると、親しい人から、このような、心にもない祝電(!)が来る。

「徴兵されて不運でしたね」なんて言おうものなら、憲兵にしょっぴかれるので、本当のことは誰も言えなかったにちがいない。

出征を祝う旗や提灯も使われた。
不幸にも戦死すると、このようなことになる。
赤紙や、出征祝いの旗は、他の博物館でもよく見かけるが、関連物件をここまできちんと集めた施設は珍しいと思った。

耐乏生活関連物件。

「つけ木 マッチ不足の為」

つけ木って何?調べてみたら、「木を薄く切って先端に硫黄をつけたもの」であることがわかった。細く割って、火を移すのに使うそうだ。

スフ製の国民服。

スフというのは、ステープルファイバーの略で、綿の代用品。国産パルプが原料で、可燃性。耐酸性、耐アルカリ性に欠ける。

日本では戦争末期にはパルプも足りなくなり、藤蔓、葛、桑の皮、竹、ヒマ等の繊維を国民に採取させ、スフの原料としていたそうだ。

画像は、ミツマタ、コウゾで作った学生服

「国策湯たんぽ」。

金属供出に協力します、ということで陶器製。

湯たんぽはともかく、軍用水筒まで瀬戸物じゃ、戦争遂行に差し支えるのでは?(ノД`)

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