小網代湾の畑の軍用洞窟

小網代湾に、戦時中に掘られた特殊潜航艇基地跡の洞窟があるときいたので、見に行くことにした。

最初に白髭神社、漁協のあたりをうろうろしたが見つからず。そこで、その隣のエリアを調べることにした。この界隈、海岸づたいには徒歩でも通り抜けられる道がついていないので、隣のエリアに行く場合は大回りする必要がある。行き止まりの荒れた道にはまる等して、海岸に降りる道を探すのにはなかなか苦労した。行ったり来たりの挙げ句、やっとのことで、高台の別荘地から下に降りる道(「私道につき無関係な車は通行禁止」の旨の看板あり)を発見し、急坂を下った。外来者用の駐車スペースはもちろん無いが、バイクなので、停め場所はどうとでもなる。別荘の私道を通って、海岸沿いを湾の入口側の行ける所まで行ってみたが、こちらははずれ。

戻って対岸のシーボニア(リゾートマンション群)を眺めていたら、農家のおじさんが軽自動車でやってきた。脇によけて道を譲ったら、おじさん「何探してるの?」で、喜んでキキコミ開始。そうしたら、おじさん、「海辺の洞窟は知らないけど、自分ちの畑に軍隊の掘った洞窟があるよ。物置に使ってるけど」って! 収穫だ〜!

軍隊が開戦直前に、小網代湾に標的を浮かべ、飛行機が真珠湾攻撃の練習をして急降下を繰り返していたという話を伺った。

真珠湾の練習って、鹿児島の錦江湾で行われていたのは有名だが、ここでやっていたのは初耳。

おじさんに許可を取って、畑の穴の探索を開始した。

左手の崖に穴がある。

穴は全部で約6個。約というのは、自然のものか、人工のものか、区別のつきにくいものもあったので。

この穴には水がたまっていた。

この穴は土砂で埋まっている。

ゴミ捨て場。
この穴は人工のものだとわかるが、
こうなってくると微妙。

おじさんの作業している小屋の後ろにも穴あり。

おじさんの話では、「これも軍隊が掘ったものらしい」とのこと。

この穴にレールを引きこんで海から船の出し入れをしていたらしい。穴は深いものでもせいぜい奥行き10mくらい。特殊潜航艇「海龍」はこの穴に入れるには大きすぎるので、特攻用舟艇「震洋」(長さ5.49m 幅1.6m 1.2トン)等が収納されていたのでは?と勝手に推測。真相は如何に?

→この近くの海の軍用洞窟