高柴デコ屋敷の道六館(1)

福島県三春町の高柴デコ屋敷三春駒等の工芸品を扱う民家が集まっている集落である。

集落の入口の「木馬神社」には、大きな三春駒が奉納されている。

三春駒の由来については、田村麻呂東征がらみの伝説★が有名である。

★坂上田村麻呂が蝦夷征伐をした時、苦境に陥った。その時、100頭の馬が現れて田村麻呂に加勢、戦に勝つことができた。この馬は実は、京都の清水寺の開祖と言われた延鎮上人が5体の仏像を刻んだ余材で作った木馬だったのだ。

江戸末期の文久年間、白馬「養老号」の等身大の木像を藩主が三春神社に奉納したのが三春駒の起源だという説もあるらしい。

今回の目的は、彦治民芸という店の運営している道六館という性風俗資料系の秘宝館

実はここには5年くらい前に来ていて、今回はHP用の「取材」のための再訪である。

9時頃行ったら彦治民芸はまだ開いていなかった。そこで、すぐ上にある道六館の外観撮影を先にしに行くことにした。そうしたら、脇の敷地の柵を乗り越えておじさんが出てきた。観光客が集落内探索してるのか?と思ったら、この方が彦治民芸のご主人だった(失礼しました(^_^;))。今ご出勤らしい。

この建物は無人である。入る時は、入館OK状態(青ランプ点灯)かどうか確認して、自販機で500円のメダルを買うか、彦治民芸でメダルを購入する。メダルを買ったら、自動ドア手前の回転ドアの窪みに入り、自分でドアを回しながら入館する仕掛けになっている。一枚のメダルで何人も入ってしまわないようによく工夫されている。

回転ドア(というか板)に貼ってあった注意書き;
入館メダルはここの空きわくに入り ぶらさがりチンポの真下に進んでから入れて下さい。

「ぶらさがりチンポ」って何だよ?と思って上を見たら、納得。その隣にはビデオカメラが。セキュリティ完璧ですな。

ここまでは5年前に来た時と同じだったのだが、同業者からの苦情文が貼り足されていた。以下転載。

デコの会報
発行者 事務局(大黒屋)、本家恵比須屋、顧問 松本昇(三春町)

観光とマスコミへの対応
(1)デコの会で何度も取り上げてきた問題ですが、最近の観光客(特に団体)の中には何の目的でこの地を訪れたのか疑わしいことが度々あります。なかでも面白いものがあるそうだが(屋敷内に建つ淫らな性風俗みせもの館)と、よく尋ねてきます。

(2)東京からわざわざ現地ロケしたテレビ会社は、半日も人形づくりを写しておきながら全く放映せず面白おかしく他の情景でデコ屋敷の田舎ぶりを、紹介していました。

(3)わが物顔に道路一杯に並べる観光バスの添乗員やガイドたちが、デコ屋敷をどう説明してくるのか疑問にさえ思います。契約した特定の家に客を誘導した添乗員が、ことわりなしに他の家のトイレを教えて使わせるなど・・・・・

道六館を見ることが目的の観光客が問題になっているって・・・私もその一人なわけだが(ノД`)

道六館の脇には珍木が奉納された小さなお社があった。

道六館の附属施設かな?

さらに上には、三春駒を祀った三春駒神社があった。

小さな木馬を百頭並べて「子育駒」と書いた絵馬?が奉納されていた。

三春駒を子供に与えると丈夫に育つ、という言い伝えがあるので、三春駒は別名を「子育て木馬」というらしい。

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