日立電鉄(2)

【大沼駅】

電車交換可能でホームは二面。待合室も完備。
「老人福祉センター当駅下車徒歩10分」とのことで、亀と老婆と家の絵。老人福祉センターを絵で表現するとこんなふうになるのか。皆さんいろいろ考えますね。

【水木駅】

駅脇に「電鉄プラザ 水木店」という店があったが、つぶれていた。日立電鉄の衰退ぶりをあらわしているようで寂しい。

ここの駅には部屋になった待合室はないが、窓口(平日の決まった時間のみ駅員在室)の前がトタン屋根だった。暴風雨でもなければ、雨はしのげるだろう。

←窓口のシャッターのデザインがレトロ(^_^)

ホームは二面。泉神社と泉ヶ森が徒歩15分のところにあるそうで、看板は鳥居、池、森の絵柄だった。手作り感あふれている。

【大甕駅】

「おおみかえき」と読む。

地図を見ながら走っていったら、繁華街?の狭い道を走り、駅前広場に出た。おお〜!日立電鉄にもすごい駅がある!人もたくさんいるし!と思ったら、そこはJR大甕駅だった。日立電鉄の駅どこ?そこに交番あるけど、こんなこと訊きに行くのもなんだかなぁ・・・。地図見たら、JRの線路の反対側らしい。よく見ると、日立電鉄の赤い車両がJRのホームの向こうに見えている。あそこまで行きたいよ〜。でもJRの改札があるよ〜。自販機見てもJRの切符しか売ってないよ〜。どうすればいいの? 窓口に並んで駅員に訊いたら、「入って下さい!」と一言。切符無しでいいのか?
跨線橋を渡って、日立電鉄のホームに行ったら、ホームの上に駅員のいる小屋と改札が。はぁ。こうなっていたのね。駅員さんに話しかけたら、「線路には降りないで下さい」と言われたが、あっさりホームに入れてもらうことができた。
ホームから離れた線路に広告をつけた電車が二台いた。

「ビア電日立号」と書いてあって、エビスビール、サッポロビール等の広告が入っている。ビール会社から広告費もらっている電車か。でも、「お酒、生ビール飲み放題 アフターファイブはビア電でリフレッシュ」って何よ?

首をかしげながら写真を撮っていたら駅員さんが話しかけてきたので、いろいろ質問してみた。

○この路線は来年3月でなくなると決まったわけではない。日立電鉄はこの路線を手放すが、岡山電気軌道という会社が運営を任せて欲しいということで名乗りをあげている。ただし、その条件として路線の所有、保守点検をこの界隈の市町村が行うという条件つき。市町村の回答待ちの状態なので、まだどうなるかはわからない。

○なぜ日立駅の手前の鮎川で路線が終わっているかということについて。この路線は日立製作所の通勤線という意味あいが強い。とりあえず、常陸太田や里見方面の人が工場まで勤めに行ければあまり問題はなかった。しかし、日立製作所が人員削減を始めたため、通勤客が減ってしまった。他のローカル線だと、車社会の発展のために客が減った、という部分が大きいが、日立電鉄に関しては日立製作所のリストラが衰退の一番大きな理由。

○ビア電は毎年夏の企画で、男性3000円、女性2000円を払えば車内で酒飲み放題という企画。今年のビア電は最後だということで、大繁盛した。11月からは同じ車両を使って呑電というのをやる。

○もし、この路線が存続したとしても、自分のような駅勤めの社員は新しい会社には雇ってもらえないのかなぁ・・・。運転手に関しては、すでに筑波エキスプレスの方に出向という形で行っている人が数名いる。この人たちは、そちらで雇って貰えるのではないか。
→いろいろと大変です・・・。

駅員さん、途中で用事が入ったらしく、ホーム端の小屋に入ったが、5分くらいするとまた出てきて私と会話。さっきのJRの窓口の人は多忙そうだったが、こちらはそれに比べてかなり暇(ノД`)

この駅にはなぜか、手書きイラスト看板無し。

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