(旧)軽井沢駅舎記念館

貧乏自由人さんから「軽井沢駅内にもEF63が保存されている」ときいたので、軽井沢駅に行ってきた。構内をうろうろしたが、展示されているEF63てどこ?よくわからなかったので、案内センターに行くと、(旧)軽井沢駅舎記念館にある、とのこと。そこで、いったん駅を出て、すぐ脇にある記念館に入った。

旧駅舎は新幹線の開業で取り壊された。この建物は、明治43年の大改築当時の軽井沢駅舎を往時の姿で再現し、2000年3月に開業した展示館である。
2階には当時のゴージャスな貴賓室が再現されていた。記念撮影はご自由に、と書かれているけど、一人じゃいかんともし難い(ノД`)

一階は撮影禁止の展示室。興味深かったのは、碓氷線だけでなく、草軽電気鉄道の資料が豊富だったこと。この路線は新軽井沢〜上州三原〜草津をつないでいた。大正4年に軽井沢から一部区間開通、昭和15年に草津まで全通したが、台風被害と、昭和22年に長野原線が旅客営業を始めた影響で、乗客が激減、昭和35年に軽井沢〜上州三原が廃止、37年に残りの部分が廃止になっている。「かぶとむし」と言われた電気機関車デキ12の資料も豊富だった。

○草軽交通のページ
○歴史等について詳しく解説したサイト

昔の改札も再現されていて、ここから出て、外部の展示車両を見ることができる。
碓氷線廃止前の行き先表示板。
EF63。ここのは2号機だ。

EC40。碓氷線が最初に電化された時(明治45年)に走った電気機関車でドイツから輸入された。旧形式名の「10000」というプレートがついていた。

展示車両ではないが、しなの鉄道の車両が見えた。

鉄道文化むらのボランティアの方に聞き込みした時に、しなの鉄道に関するコメントがあった。

横川〜軽井沢間が廃止になるという時期に、「この区間が廃止になったら、長野側の信越線部分(しなの鉄道)は採算が取れなくなりますよ」ということで、長野県知事にも意見したらしいが、当時の長野県は、オリンピック、北陸新幹線でイケイケ状態。結局、この区間は廃止され、しなの鉄道は赤字になった。現在の田中知事が大幅なテコ入れ(自販機から売れない商品を抜く等)し、やっと黒字になった。

画像では見にくいが、「長野行」の下に「ワンマン」の表示がある。採算取るために苦労しているんですね(ノД`)

館外に出たら、敷地の端に草軽交通の電気機関車デキ12が展示されていた。

雨避けの覆いつき。写真撮影には邪魔だが、経年変化による劣化を防ぐためにはやむをえないのだろう。
正面から見たパンタグラフの形がかぶとむしの角のように見えるので、「かぶとむし」という愛称で呼ばれている。

運転席を覗いてみたら、びっくりするほど狭かった!運転手の方、ご苦労様でしたm(_ _)m

●(旧)軽井沢駅舎記念館
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1178番地1246、0267-42-1398、軽井沢駅徒歩1分
9〜17時、月、祝の翌日休、200円