弥五郎どんの館

山之口町には浄瑠璃の他、弥五郎どん祭という変わった祭がある。

8世紀前半、朝廷がこの地を支配していた隼人族を征伐し、隼人の首を宇佐地方に埋めたところ、作物が不作になり、疫病が流行した。隼人のたたりを恐れた朝廷は、隼人の魂をなぐさめるため全国で放生会を行った。その名残が弥五郎どん祭りである。

弥五郎どん人形のレプリカが展示されている「弥五郎どんの館」を訪れることにした。この施設、途中の看板が小さくて見落とし、二回もUターンをする羽目になった。

これが弥五郎どん異形だ。

左;明治、大正、昭和時代に使用された面
右;江戸時代から明治時代の初め(廃仏毀釈)まで使用された最も古い面

廃仏毀釈で人相が変わってしまっていることがわかる。どんな事情があったのだろう?

館の近くにある的野正八幡宮から、この、高さ4mの弥五郎どん人形が行進するそうだ。
祭りは毎年11/3。一度見てみたい。

弥五郎どん祭りは、山之口町の他、大隅町、日南市で行われている。展示されている写真を見たら、人形の造形は、各市町村で別人のように異なっていた。

大隅町の弥五郎どんの像

道の駅に併設された公園の中に立っているのだが、高さ15mで目立ちまくりだった。

この施設、無料なのにもかかわらず、客は私一人。できたばかりだし、国道や県道沿いではないし、看板が小さい等でPRが足りないのではないか?(もったいないから何とかして欲しい)。

受付のおばさんの話では、祭りの日には弥五郎どんの行進以外に、集落ごとに奉納舞いとして独特の踊りが披露されるそうだ。

これがその一つ・田の神舞。こちらもお面の造形がすごい。

侮れません、山之口町(^_^)

●弥五郎どんの館
宮崎県北諸郡山之口町大字富吉1702 、県道47号に看板あり、0986-57-3713
9〜17時、月休、無料