かなまら祭り(3)

大根削り。

大根を包丁や小刀を使って、珍の形に削る。

私は不器用なのでどうしようかと思ったのだが、「大根余ってますか?」と訊いたら、あと2本だけある、とのことで、結局参加することにした。大きな庖丁を選んで大根削り開始。首と尻の部分を切り落とし、カリの部分を削り出す。脇の方で「手切った!」 係のオバチャン「ハイ、バンドエイド」なんて声もしていたが、私の場合、無事完了。オバチャンに名前を入れてもらい、珍大根の完成。

この大根は後でオークションにかけられるらしい。

人混みでごった返す境内をうろうろしていたら、突然、「荒川さん!」と声をかけられた。見たら、A&B夫妻だった。掲示板に、私が「かなまら祭りに行く」と書いていたので、もしかしたら荒川に会うかも・・・と言いながら、彼らも祭りに来たそうだ。

人混みがすさまじいので、建物の壁に貼り付くようにしていたのだが、私たちの前の狭い隙間を人が行ったり来たりして大変だった。

御輿の前で神主さんが祝詞をあげ始めた。私が御輿の下をくぐって写真を撮りに行くと、後ろから一眼レフ親爺の「どいて!」という声が飛ぶ。皆さん、真剣(^_^;)

神主さんの写真を撮っていたら、A&B夫妻とはぐれてしまったので、建物二階にある資料館に行くことにした。入り口付近、ボトルネックになっちゃってトイレに入る客、出る客で大混乱。なんとか建物に入り、二階に上がるとがらがらだった。

最初の部屋は民芸品のコレクション。海苔の養殖道具、練炭火鉢、軍隊の靴(24センチ。これ以上足の小さな人は、足を靴に合わせるしかなかった、というただし書きあり)などがあったが、ここは軽くスルー。

奥の部屋が性民俗資料室だった。係の人の説明と看板によると、この「つかもとコレクション」6年前に亡くなった先代宮司・塚本昇氏がコレクションしたものだそうだ。この方は建設省に在任中、性民俗資料調査のため日本各地を回り、趣味がこうじて、とうとう建設省を退官、さらなる研究を続けたそう。書籍、物件を含めた数千点の資料は見応えがあった。

東京電力、三菱重工、石川島播磨奉納の珍萬

昭和39年奉納。女性の髪型がレトロ。

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