光明寺近くの内藤家墓地

材木座の名刹・光明寺が管理している内藤家墓地(延岡藩の大名家の墓地)が独特の雰囲気だと聞いたので、見に行くことにした。

駐車場にバイクを停め、拝観。拝観料無料というのはありがたい。枯山水、立派な本堂、立派な山門などみどころ多数。

しかし、「→内藤家墓所」という看板のある幼稚園の門は閉まっていた。一般公開してないのか?社務所に訊きに行ったらここで鍵を貸してくれるそうだ。記帳して借りたキーホルダーには鍵が3個ついていた。これをどうするのか?と思ったら、内藤家墓所は幼稚園の敷地の先にあり、幼稚園の敷地に入る時、出る時、墓所に入る時の3回鍵を使うのだそうだ。

というわけで、内藤家墓地に入ることができた。

鎌倉市の文化財に指定されているこの墓地は巨大な塔が林立し、迫力あるというか、荘厳というか、一種異様な雰囲気だった。塔などの物件の内訳は「墓碑58基(宝筐印塔40基、笠塔婆12基、仏像形4基、五輪塔形1基、角塔婆形1基)、灯籠118基、手水鉢17基、地蔵尊等9基」だそうだ。あるサイトによると、「内藤家は江戸時代初期に光明寺の檀家になった」そうで、ここにあるものはほとんど江戸時代のものだと思われる。

塔に彫られた梵字。これって阿弥陀如来だっけ?

一部の塔が崩れたり、石仏が欠けたりしていた。手水鉢も水がなくなって役に立たない状態になっていて、ちょっと廃な雰囲気だった。受付の方によると「子孫の方が年に一度くらいお参りにいらっしゃいます」。無縁墓ではないので、きちんと手入れされているが、あまりの古さに風化が進んでいる、ということなのだろう。

手水鉢に他の寺の名前が書いてあって謎だったので、受付できいたら、「うちでは鍵を預かっているだけです」「管理は鎌倉市が行っています。墓所の歴史についてはそちらで訊いて下さい」とのこと。あれ?光明寺って菩提寺じゃなかったの??

謎な点もあったが、観光地ではない鎌倉を満喫できるスポットだった。

●光明寺(内藤家墓地の鍵はここで借りられます)
鎌倉市材木座6-17-19、0467-22-0603
公式サイト