下田海中水族館(3)

引き続き、海上ステージでの11時のイルカの芸を見ることに。

バンドウイルカ2頭と、オキゴンドウ1頭を使ったダイナミックな芸風だった。
ウエットスーツを着た係の人がイルカにサーフィン乗りしたり、スカイロケットをやったりしていた。
ジャンプも上手!

オキゴンドウのジャンボの顔が凶悪そうで怖かった(ノД`)

ドルフィンビーチカウンターに戻ると、結局、シュノーケリングの客は私一人だけだった。
まず、係の女性がイルカの絵を見せながらレクチャー。

○イルカは手がないので、相手に噛みついたり、どついたりすることを遊びとして行っている。イルカに害意はなくても、人間に対して同じようなことをすることがないとはいえない。
○イルカの口元、呼吸腔、目には絶対触るな。イルカが怒って噛みつくことがある。
○イルカが怒っている時はすぐに離れること。イルカが怒っている時は、まず、眼球が飛び出したような状態で目を見開いている、ヴィ!という警告音を出したり、クチバシ(というか全身)を激しく上下に振る。そうなったら、イルカを蹴飛ばして反動で一目散に逃げた方がいい。
○イルカの正面には立つな。イルカの逃げ場は残しておくこと。
○イルカは触られたい時は自分からこちらに寄ってくる。その時は、体を撫でてやればよい。
○イルカに乗らないで。ヒレにしがみつくのもNG。

○ここのイルカ類のうち、一番大きいのはオキゴンドウのジャンボ。顔は怖いが一番おとなしい。問題は、バンドウイルカ。母親のナナはともかく、子供2頭がやんちゃで人に絡んできたりする。

○イルカは子供が死んだ時、とにかく、子供に呼吸をさせようとして、体で子供を水面に押し上げる動作をする。係の者が子供の死体を船で回収すると、船の中をのぞき込むが、死体が見えなくなると、すっかり子供のことを忘れ、また子作りに励む。→これって3歩歩くと忘れる、という鶏と同じですよね?と私が言ったら、係の人笑。

ウエットスーツとダイビング用の靴を受け取り、更衣室へ。下着とブラウスと靴下だけ身につけ、ウエットスーツを着た。ドライスーツなら服濡らさないですむのに・・・と言ったら、ドライスーツはレンタルしていないそうだ。私は体が固くて後ろのチャックが上げられなかったので、最後の仕上げは係の人にお願いした。1キロのウエイトを腹部にまく。こんなものつけたら沈むんじゃないか?と思ったが、ウェットスーツ自体に浮力があるため、1キロのウエイトをつけても軽すぎて潜れないらしい。

それから、眼鏡は装着不可とのことなので、カウンターに預けた。コンタクトレンズならつけたまま入れるらしい。

準備ができたら、足ヒレをもらい、浜辺から海に入る。水中眼鏡とシュノーケルの使い方を教わり装着。後ろ向きで歩いて海の中へ。私がじたばたしているので、「顔を海につけた方が楽ですよ」→あ、ホントだ。海は冷たいかな?と思ったが、ウエットスーツ自体にある程度保温効果があるうえ、水温も20度なので、夏場の雨の日のプールよりはずっと楽だ。寒いとは感じなかった。
足ヒレの使い方がよくわからず、平泳ぎしていたら、係の人が「ばた足して下さいね」→これはそう使うのか〜。で、水はねかしてバタバタ。係の人を見ると、水中でひらひらと足を動かしている。無駄な動き無し→私は大変な生徒です。

係の人「ジャンボが来ましたよ〜」というので、脇見たら、巨体出現。係の人がゴンドウ鯨の体をすりすりしているので、私も手の平でおそるおそるすりすり〜。エスカレーターの手すりだなこりゃ。体に細かい傷がたくさんついているが、分厚い表皮には感覚がないので、ジャンボは痛くもかゆくも感じていないらしい。すりすりしていって、頭部の方に近づくと目があった。イルカ類は視力0.1だとか言っていたけれど・・・って、ジャンボ、目つぶってる。係の人「気持ちよくて寝てますね」。

今度は下半身。肛門・膣の収納されている溝の両側に短い溝がある。ここに乳首があるらしいので、指で開こうとしたら、固くて開かない。イルカの筋肉固すぎ。係の人に、「こんなのでイルカの子はよく親の乳が吸えますね」と言ったら、乳首がここから飛び出してくるのではなく、子供が舌で刺激すると練り物状の乳が出てくるそうだ。ということで、結局、イルカの乳首には触れなかった。この話をイルカクジラマニアの友人にしたら、「肛門の方は試さなかったのか?」って・・・アンタ・・・。

ジャンボはここで飼われているイルカのリーダー的存在で、「自分は人間に気に入られているんだぞぅ!」ということを誇示するために、人に撫でられることを好むのだそうだ。やがて、ジャンボがすっと泳ぎ去った。係の人が「沖に行ってみましょう」ということで、深い所(水深5〜6m)に行った。そこで立ち泳ぎをして待機ということになったが、私は立ち泳ぎ苦手。あっちにふらふら、こっちにふらふら、挙げ句の果ては仰向きにひっくりかえって水飲んだ〜(あほ)。係の人、「疲れましたか?」「じゃ、あちらのステージの方に移動しましょう」ということで、そこまで移動して手でステージ掴んだ。ふぅ。「休んでいる時はシュノーケルを口からはずしても大丈夫ですよ」と言われたけれど、シュノーケルをはずした途端に水没しそうなので、怖くてすぐにシュノーケルをまた口に。というわけで、このイベントの最中、無口な荒川でした。

係の人は常に前後左右に気を配る余裕があるようで、「ナナが来ました〜」「マール(子供)を連れてますね〜」等教えてくれるが、私はそんな余裕無し。イルカが近づいてくる時は、姿が見えるより先にイルカの鳴き声が聞こえる。バンドウイルカはほとんど人にかまって欲しくなさそうな感じだったが、ワカがすり寄ってきたので触ることが出来た。体中傷だらけでびっくりした。皮膚のあちこちに庖丁の刃を数枚並べておろしたような傷、背びれは後ろが欠けて凹型になってるし、胸びれの先端に歯形ついてるじゃん(ノД`) 係のおねえさんの話では、彼らは痛いとも感じないし、これで普通の状態らしいけど。イルカってワイルドな生活してるのね(^_^;)

係の人が、「隣のプールのイルカが飛ばしたボールをワカが取っちゃいましたね」。見ると、イルカがボールをヘディングして遊んでいた。面白そうなので私がボールを取ろうとしたら、「イルカが怒るのでやめて下さい」とのこと。あ・・・そうでした。犬と同じね。

というわけで、このイベント、高額だが元は取れた。水中にいられる時間は40分くらいらしいが、ショー観覧、着替えやレクチャーの時間があるので、実質所要2時間。余談になるが、冬場は水温が低いため、冬期のサーフィン、ダイビング等の経験の無い人は断られることもある。また、このイベントは水中撮影禁止。写真が欲しい人は、カメラマン役に海上から撮ってもらう必要がある。

○ふれあい感動スノーケリング体験
基本料金4200円+保険料100円。用具レンタル別途。
基本的に水着、タオル、靴下等持参する必要があるらしい。
詳細は要問い合わせ 0558-27-2770
公式サイト

こちらは6年前に参加した「トップブーツを履いてイルカとふれあい」

おとなしいイルカが多かったが、人の近くを通過する時、わざと暴れて水をひっかけるイルカがいて、参加者の恐怖を誘っていた

バイクに濡れた服やタオルを置きに行った後、入場口の外にある売店の伊豆みかんソフト(330円)を食べた。みかんがたっぷり入っていて旨かった。

また水族館に再入園。小さめの水槽で魚を展示しているシーパレスを見た。

珍しかったのは、ボール状の肛門丸出しのガンガゼ、子供の入ったナヌカザメの卵(写真)だった。

ナヌカザメ飼育に関しては繁殖賞をもらったことがあるらしい。

13時半のラッコの餌付け見物して帰った。ラッコは貝をもらうと、ガラスに打ち付けて食べる。客がびっくりしていた。

●下田海中水族館
静岡県下田市3-22-31、0558-22-3567
2月〜10月 9:00〜16:30
土・日休日および春休み、GW、夏休みは17時まで。
11月〜1月 9:00〜16:00
年末年始は16:30分まで。
1700円
公式サイト

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