東金の戦争遺跡(1)

千葉県東金市は、九十九里浜→東京方面の最短ルートの途中にある。太平洋戦争末期、米軍が九十九里に上陸することが想定されたので、東金台地決戦陣地が作られた。陣地のおおまかな場所の地図を友人からもらったので、正月休みに東金台地を探索しに行くことにした。

東金料金所出てすぐの場所にあるミニストップから、朝の8時半頃出撃。国道を東金市中心方面へ。「雄蛇ケ池入口」交差点で左折しようとしたら、道が無い。後で調べたら、道は近接しているが、直結する出入り口がこの部分には無かったのだ。県別マップルといえどもこんなことがあるから困るな〜。

その先、手頃な小径を見つけて、そこに左折して入り込んだ。この先、県別マップルは役に立ったり立たなかったり。県別マップル無しでは現在地全く不明の調査になっちゃうので、マップルは必要だとは思うが。

【A地点】

台地の付け根に沿う道を走っていたら、丘の上に通じる道を発見。下にバイクを停め、歩いて登っていったら、木製ドアのついた穴を発見。
ドアは下の方がひっかかっていて開かなかったが、中を覗いたら、かなり深そうだった。これって日本軍の掘った穴かな?(帰宅後、友人もらった地図を見たら、この丘には速射砲が設置されていたらしい)。

【B地点】

右手が山、左手が国道のある平地。そんな道を、右手に気をつけながら走る。右手に伸びる道は何本かあったが、ほとんど○○さんの家に直行、というルート。何本目かの道がかなり長そうだったので、下にバイクを停めて歩いて登ったら、新しそうな家が数軒並んでいてそこで車道は行き止まり。その先は、ハイキングコースのような切り通し道が山の中に延びていた。

廃道か?と思いながら登っていったら、右手に人一人がやっと入れそうな穴を発見した。

穴の口に顔を近づけたら、暖かく湿った空気があって、一瞬で眼鏡が曇ってしまった。深そうな穴だな!これも日本軍の掘った穴なのでは?

直下の民家のオバサンにきいたが、最近引っ越して来たそうで、穴の由来については知らないそう。

日本軍の掘った穴だとすれば、台地の上に向かって徒歩で進撃する米軍をこの穴から狙撃したのではないかと思うが?

この道を登った先は台地になっていて、畑や無人の神社(油井皇産霊神社)などがあった。友人の地図によると、ここらへんに速射砲が設置され、大隊本部が置かれていたらしい。

要するに、台地の上から下を通る米軍を砲撃、怒った米軍が下から狭い道を通って登ってこようとすると、蛸壺穴から兵士が出てきて各個撃破、という作戦だったようだ。

だけど、飛行機から爆弾落とされたら砲台なんて一発で壊されるだろうに。何もしないよりはマシ、少しでも米軍の戦力を削ぎたいという思いから出た作戦だったのだろう。

【C地点】

分岐の複雑な道を走っていたら、大きな交差点に出てしまった。これはどこだ?県別マップルはこういう時に役に立つ。場所がわかったので、次の怪しげなポイントに移動。新興住宅地手前の交差点を左折し、台地の下に降りた。無人の神社(「厳島神社」と地図に書かれていた)にバイクを停めてうろうろしていたら、神社の下側で車が左折した。

ん・・・と思って、その小径に入ってみたら、左手の広場の奧の崖に穴発見!

掘りかけのものを含めると5個以上あった。

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