渥美の戦争遺跡ツアー参加体験記
(2)

道路を渡り、田戸神社へ。

私が以前、「この一片2メートルのコンクリの直方体は何だろう?」と言っていた物件の説明が始まった。この物件について、当時の軍隊の資料が残っているわけではないので推測らしいが、伊藤氏の推測では、物件の上方にやぐらを立てて、そこから試験物を落として信管のテストを行っていたのでは?とのことだった。

物件の反対側に回り込んでみると、物体の三方は厚い壁になっているが、片側は素通しで、のぞき込むと深さ1メートルくらいの四角い穴が開いていた。

「やぐらがあった」の根拠は、当時の写真にやぐらが写っていること、このコンクリ物件の周囲にやぐらの足を固定していたと思われるコンクリの穴があること、だそうだ。

プロは目立つ物件だけじゃなくて、こういう小さな物件にも目を配るのか(゜Д゜)

短い距離だがバスに乗り、「六階建て」(気象兼展望塔)、「二階建て」(無線電信所)の廃墟へ。

現場前にバスが停められないので、少し歩く。

廃墟の前で説明会か?と思いきや、皆さんぞろぞろ入っていくじゃないですか〜。あ。ここ入ってもいいんだ。ということで、私も建物に入り、階段を登った。伊藤氏に「ここは誰の所有ですか?」と質問したら、「組合の所有」「入っても何も言われないよ」って。

こんな見事な落書きがあった。
下に二階建てが見える。

最上階の天井の穴。

ここから観測機器を屋上に突き出したらしい。

屋上。穴の出口がある。

屋上から南側を見たところ。

1.城山
2.ふね山(ビューホテルのある山)
3.宮山
4.古山(伊良湖フェリー乗り場の脇の山)

大砲の弾は3.宮山と4.古山の間に飛んだそうだ。

そのせいで、3と4の間にあった伊良湖集落と神社が、2と3の間付近に移転になった。

福江港に続く道。

昔はここを資材を積んだトロッコが走った。

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