第二海堡(5)

最後に島の南側に降りてみた。

階段が崩れていたが、脇に通り道ができており、桟橋や堤防の上にたくさん釣り人がいた。「上陸禁止」「桟橋使用禁止」と書かれた看板があったが、意味のない注意と化していた。
この部分、広場のようになっており、海堡の現役時代は荷揚げに使われていたのかも。

東京湾航路からも確認できる大きな看板があったが、老朽化で文字が消えていた。どうやら、「海上交通安全」と書かれていたらしい。その隣のコンクリ壁には「Fort No.2」という文字が残っていた。

まだ島の北西の海岸沿いは検分していなかったが、8時50分になったので桟橋に戻った。

すでに桟橋は帰りの船待ちの客で混雑。桟橋で釣りをしていた人も船が来そうなのでそろそろ引き揚げにかかっていた。
船は定刻通り来た。今度も満席に近い状態。
振り向いて撮った島最後の写真。ここに来ることはおそらく、もう無い。

船酔いするような状態じゃなかったので、行きに買った助六寿司を船内で食べた(こんなことしてるのは私だけだ)。行きに買ったペットボトルの飲み物は800cc消費。お昼までいるつもりなら、ペット4本は必要だったな。

食後、寝ていたら、周囲の客が騒ぎ出したので目が覚めた。なになに、潜水艦だって!珍しい。

写真を撮っていたら、プラスチックの札の回収係の人が来た。

9時40分頃、野島に到着。お昼の便まで船はなく、係の人は比較的暇そうだったので、村本海事の方にいろいろ質問してみた。

○今回の渡航停止は「海堡の崩壊が進んでいて危険だから」ということだが、昨年から渡航停止の話はあり、鹿児島の防空壕事件で立ち入り禁止になったわけではない。

○お役所のすることだから、一度禁止になったものを解除することは多分無い。彼らは自分の管理している物件で事故が起きることを非常に恐れている。

自家用の船でこっそり上陸・・・というのは絶対に辞めた方がいい。島に監視カメラ(画像)があって、上陸するとすぐにバレるし、誰の船だか特定されてしまうので・・・。

ということで、7月以降、ここへの上陸は第一海堡上陸以上に厳しくなりそうだ。

上陸禁止以降、どうしても第二海堡が近くで見たい!という方は、東京湾航路を走る大型船から眺めるのがオススメ。

★この画像は今は亡きマリンエキスプレス(宮崎→川崎)甲板から撮影。

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