紙ヒコーキ博物館(3)

写真撮影している私の後ろを子供が紙飛行機を持ってばたばた。まっすぐ飛ばなかったり、急降下して落ちてしまったり等、癖のある飛び方をするものは、年配の男性(博物館の方)が、飛行機を検分して、「翼がねじれてる」「昇降舵をもう少し上げてご覧」等アドバイスしていた。飛行機を見ただけでどこが悪いかわかるんだ(゜Д゜)

この博物館に来てから何度驚いているんだろう、私。

不器用なので最初は体験教室は見ているだけのつもりだったが、家族連れがあまりにも楽しそうなので、私も参加することにした。受付に戻り、「体験教室に参加したい」と言って、絵柄の入った200円のデザイン用紙を買った。(ちなみに、先生の使っていたのは普通のA4コピー用紙。機能にかぎっていうと、どちらでも問題ないらしい。)

私以外に家族連れが一組、体験教室に参加したい、と申し出たので、結局、戸田氏と眼鏡の男性(左画像)が私たちの相手をして下さることになった。

戸田さんが自信満々の小学生にスペースシャトル(難易度高)を教え、眼鏡の男性が初心者向けの紙ヒコーキを教えることになった。私はもちろん、初心者向けの方。

まず、槍型飛行機。折り目どおりに折らず、1〜2ミリ隙間をあけて、折り目が重ならないようにするといいそうだ。先生の言うとおりに折ったのに、案の定、左右対称じゃないよ〜。最初から合わせ目がずれてるよ〜。先生「最初はゆるく折って、折る場所が決まってからきっちり折るのがコツ」ふ〜ん。じたばた格闘の後、槍飛行機完成。

先生の指示どおり、昇降舵の部分を上に折り曲げて(右画像)投げてみた。そうしたら、右に曲がって飛んだ。じゃ、右の昇降舵をさらに上げて調整すればいいのかな?先生「ちょっと見せてご覧。ほら、翼がねじれてる」って気がつかなかったよ〜。先生がちょっと折りなおしただけで、飛行機はまっすぐに飛ぶようになった。

次はへそヒコーキ。これも私は四苦八苦。でも、さっきの槍よりは上手くできたかな?

隣ではスペースシャトルが完成したらしい。小学生よりもその親が完成品を見て大感激していた。なんだかすごいよコレ。「宴会芸に使えますかね」「大道芸で商売できそうですね」と私。ちなみに、公式サイト見たら、スペースシャトル完成品は一個1000円で売られているようだ。

最後に私が折ったのは「飛行リング」。とてもまともに飛ぶとは思えない形だ。戸田氏の話によると、この形は戸田氏の発明ではないが、セロテープ止めしないで折る方法を発明したのは戸田氏だそうだ。紙飛行機が飛ぶのには本物の飛行機と同じで、揚力が働いているそうだが、この飛行機に関してはどう説明すればいいんだろう?(謎)

という感じで、閉館時間まで楽しんでしまった。

戸田さん曰く、「最近は教育現場で、差別になるから順位付けはしてはいけない」なんて言っているが、紙飛行機遊びなんかも含めて、いろいろな項目作って、「A君はこれに関しては誰にも負けない」「B君は××に関して一位」「○○についてはC君に訊け」というふうにしちゃったら、子供がみんな自信を持てるのにね。」とのこと。私も同感です(^_^)

●紙ヒコーキ博物館
広島県福山市御幸町中津原1396、085-961-0665
土曜日の10〜16時のみオープン、100円
公式サイト

戸田氏の著書はいろいろあるけれど、私は「折り紙ヒコーキ進化論」(戸田拓夫、NHK出版、640円)を購入した。紙飛行機の歴史、理論、自分の紙飛行機歴、紙飛行機の折り方数種類等、幅広い内容で面白かった。

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