鹿島臨海鉄道(1)

鹿島臨海鉄道は1970年11月12日、貨物線の営業を開始した。同日、国鉄(現JR)鹿島線の「鹿島神宮−北鹿島」の区間も開業した。1985年3月14日に「水戸−北鹿島」に建設が進められていた「鹿島新線」(大洗鹿島線)を、国鉄にかわって鹿島臨海鉄道が第三セクターとして引き受け、営業を開始した。
つまり、鹿島臨海鉄道は、一番古い部分でも1970年建設の、比較的新しいローカル線なのだ。

【鹿島神宮駅】

厳密にいうと、鹿島神宮駅〜鹿島スタジアム駅間はJRの路線らしいが、実質、鹿島神宮駅を始発にしている列車が多いので、この駅から回ることにした。

ホームが高架の大きな駅。

私が行った時、一両編成の気動車が入ってきた。車体にアクアワールド大洗の宣伝の書かれた車両だった。近くで見てみたいと思ったが、入場券を買

うのが面倒だったので、下からズーム写真を撮っておしまい。客待ちをしていたタクシーの運転手さんが「駅をバックにおねーちゃんの写真撮るか?」と話しかけてきたが、面白くない駅だったのでお断りした。ごめんね〜。

さて、驚いたのが運賃。二つ先の荒野台駅まで320円、終点の水戸駅まで1530円。これって高すぎない?

駅名にもなっている鹿島神宮に行ってみることにした。

本殿、参道、奧宮とも荘厳な雰囲気の神社だった。こんな言い方してはなんだが、荒川的には「まじめすぎてツッコミ所がなくてつまらない」神社だった。

【鹿島スタジアム駅】

県道242号から少し入った場所にある鹿島スタジアムの最寄り駅。
駅の改札は跨線橋の上だったが、試合開催日ではないので、閉められていた。今日はこの駅は休業中。
駅への跨線橋の登り口には、地元小学生が描いた、サッカーネタの絵がたくさん飾られていた。
ちょうど駅に貨物列車が入ってきたところだった。よく見ると、この機関車、EFナントカというJRのものだった。鹿島臨海鉄道の駅にJRが乗り入れているわけだ。

【荒野台駅】

「こうやだい」駅。この駅も県道242号から入った場所にある。県道側に入り口の表示がないので、探すのが大変だった。
適当に当たりをつけた道路に入ったら、荒野台駅のすぐ脇に出た。新興住宅地の中の駅だが、駅名看板の落書きがひどかった。

【長者ヶ崎潮騒はまなす公園駅】

この駅は、1990年にできた新しい駅。その当時は、日本一長い駅名だった。しかしこの一位は2年しか続かなかったようだ。

【日本一長い駅名の変遷】

1990年(平成2年)11月18日 鹿島臨海鉄道「長者ケ浜潮騒はまなす公園前」
1992年(平成4年)4月1日 南阿蘇鉄道「南阿蘇水の生まれる里白水高原」
2001年(平成13年)4月 一畑鉄道「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前」

駅前の長い看板の前で写真を撮っていたら、車で作業中のおじさんが声をかけてきた。直線ストレート区間がこの路線の自慢らしい。

おじさんに「お客さんが少ないようだが、この路線が廃止される可能性について地元民の間で取りざたされることはないのか?」と訊いたら、今のところ、そのような心配は誰もしていないらしい。

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