那珂湊市街地歩き

那珂湊駅の待合室に那珂湊町歩き地図が掲示されていたので、手持ちの地図に書き写し、市街地を歩き回ってみることにした。

【反射炉】

幕末、水戸藩主徳川斉昭が海防のために砲台を築いた。そこに設置する大砲を鋳造するためにここに反射炉が建設された。1854年着工、1855年竣工。元治甲子の乱で破壊され、現在の反射炉は昭和12年の復元模型だそうだ。住宅地の中の小高い公園に反射炉と、反射炉のレンガを作るのに必要だった窯(復元)があった。

那珂川沿いの道を歩く。このあたり、開運で栄えた那珂湊の風情が残っているというか、ローカルな雰囲気というか・・・。車道沿いに洗濯物が干されていたり、犬が飼われていたり。何度吠えられたんだろう、私(^_^;) 

←風情のある木造民家があるな?と思ったら、稲葉屋という和菓子屋さんだった。この店は中村雅俊が主演した「俺たちの旅」というドラマで、中村雅俊の実家という設定だったそうだ。稲葉屋では「てっぽう玉」という黒飴を売っていたので、反射炉訪問記念に購入した。

【海門橋】

那珂湊の名所の一つ。マンホールの絵柄にも採用。
那珂川の河口に架かっている。橋の向こうに見えているのが、アクアワールド大洗
現在の橋は5代目。海門橋の脇を見ると、川の中にコンクリの塊が見えていた。昭和13年に暴風雨で崩落した4代目海門橋の橋脚跡だ。

市街地に昔の蔵を利用した「ひたちなかふるさと展示館」という施設がある。市街地に案内看板が出ていないので、人に道を訊きながら行ってみたら、無料なのは嬉しいが、ひとけが全くなく、建物の奧の方の明かりがついておらず、真っ暗。

おいおい、やる気あるのかよ(ノД`)

真っ暗な部分に懐中電灯で照らしてみたら、海門橋の歴史がパネルで展示されていた。

こんな扱い受けちゃってかわいそうな海門橋。・゚・(ノД`)・゚・。

【レトロな建物】

市街地の古そうな建物を撮りながら移動。那珂湊は空襲は受けていないが、昭和22年に大火があり、市街地の大半が焼けてしまった。焼けなかった部分に東廻り航路航路の拠点だった時代の繁栄をしのばせる味のある建物が残っている。

昭和30〜40年代のものだと思われるが、ちょっと懐かしい看板やステッカーもあった(^_^)