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金剛証寺(おちんこ地蔵)(1) |
伊勢神宮は世界的に有名だが、伊勢神宮の鬼門を守る寺として朝熊山(あさまやま)山上に金剛証寺というお寺がある。
このお寺に「おちんこ地蔵」という性神が祀られているという話を聞いたので、見に行くことにした。 |
鳥羽でフェリーを降りて、料金馬鹿高の伊勢志摩スカイラインに直行した。高い料金設定のせいで通行量は激少、山頂展望台も廃墟のような有様だった。
うろうろしていたら、「宝物館」なるものが目についた。有料で、内部には国宝などが展示されているそうだ。でも仏像ってあまり興味ないのよね。どうしようかな?と思っていたら、お寺のおばあさんが出てきて、「どうですか?見ませんか?」って。かなり迷ったが、おばあさんが感じよかったので、宝物館と本堂内陣の共通券(600円)を買って入ることにした。宝物館は、おばあさんの展示解説つきで助かった(^_^) 家康の書いた掛け軸、茶壺、馬具、秀吉の書、弘法大師の彫った仏像、桂昌院の奉納しためのうの仏像・・・所蔵品のラインナップが素晴らしかった。このお寺は西暦570年の欽明天皇時代、暁台上人という人が創設し、それから弘法大師が修行に訪れたり、家康の菩提寺だったことがあるそうだ。お寺なのに、伊勢神宮の奥の院として機能しているので、さまざまな有名人とかかわりになることが多かったようだ。 長々しい年表を眺めていたら、1926年(大正15年)に朝熊山ケーブルカー(正式名称は朝熊登山鉄道)が開通と書かれている。え!そんなものがあったの! おばあさんに訊いてみたら、昭和19年に戦局悪化による金属供出のために廃止になってしまったそうだ。山頂駅舎の建物がここから30分くらい離れた山の中に残っているそうだ。こりゃ行くしかないな!(^_^) 宝物館に入った甲斐があったよ。 おばあさんの話ではケーブルカーの廃止は朝熊観光に致命的な打撃を与え、客は激減。当時山上にあったとうふ屋旅館はさびれて、その後なくなってしまったそうだ。以前は鳥羽(伊勢か?)方面からの路線バスがあったそうだが、現在はそれもなく、アクセスの手段は登山かタクシーか自家用車に限られているとか。道路の通行料金が高すぎるので、寺を訪れる客も少ないそうだ。この通行料金、道路が大雨でしょっちゅう崩れていることを考えれば割高じゃないのかも・・・と彼女は言っていたけど。 |
「おちんこ」というから最近作られたものかと思ったら、昔からある地蔵だそうだ。名前は後からつけたのかな。 |
子宝が授かる御利益があるそうだ。 |
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奥の大きめな地蔵の手前に最近作られたとおぼしき小さな地蔵があった。小さい方はちゃんと珍と玉がついていたが、大きな地蔵の方は玉しか見あたらない。摩耗してなくなってしまったのか?(´・ω・`) ビジュアル的にはあまりインパクトのないお地蔵さんだった。 |
ケーブルカーの廃駅に行った後、再び金剛証寺に戻り、いろいろ見て回った。
本堂
江戸時代初期の1609年に、姫路城主池田照政が建てたもの。重要文化財で、昭和57年から平成6年にかけて大規模な解体修理が行われた。お寺だけでは費用がまかなえないので、あちこちの企業にもカンパを求めたそうだ。リスト見たら、近鉄や鳥羽水族館が100万円単位で寄付をしていた。 |