内藤記念くすりの博物館(1)

この施設は、(株)エーザイの薬の博物館である。

8時過ぎに岐阜市内の宿を出発し、内藤記念くすりの博物館に向かった。

この博物館は川の中州にあり、距離は近いのにルートがけっこう複雑。路肩にバイクを何度も停車させ、県別マップルとにらめっこして、9時前にたどりついた。

まだ開館前だったが、ボランティアの男性が立ち入り自由の熱帯温室の植物の説明をしてくださった。
「カカオの実はたくさんなるが、育って大きくなるのはその一部」
「コーヒーの実の中身(開いて見せて下さった)。煎らないとコーヒーの香りはしない」
「イナゴマメの実はだいたい大きさが均一で、カラットという単位の基準になった」
などなど。植物にはあまり詳しくないので、解説は大いに役立った(^_^)

開館と同時に博物館に入館。ためになる展示物がたくさんあって面白かった(^_^)

当時の正式名称は不明だそうだが、仮に「人車製薬機」と名付けられた装置。

人が二名、大きな車輪の中に入り、連動する石臼を回して薬草を粉にすることができる。栗東町の薬屋にあったものの実物大複製。

江馬蘭斎考案の蒸気風呂。

下に薬草を入れ、火をたき、樽に薬草のエッセンスを含む蒸気をこもらせて蒸気浴。昭和の中期までリウマチ、皮膚病、神経痛の治療に使われたそうだ。

こんなの初耳!どの程度の効果があったのかな?

病気の快癒や健康を願う絵馬コーナー。

ウナギ(一家安泰)、カメ(長寿)、ナマズ(皮膚病)、エイ(痔)、タコ、カエル(元の元気な体にかえる)などの絵柄があり、さながら動物園。

生薬原料コーナー。

センザンコウは甲羅を催乳剤にしたそうだが、現在はワシントン条約で入手不能。他にも貴重な動物標本多数。

江戸時代の道中用薬入れ。

こちらは米軍携帯の救急薬。

鎮痛薬、強心薬などが入っていて、水に溶かして注射するそうだ。

→ミリタリーマニアも油断できない博物館。

金看板、ホーロー看板等、看板類も多数展示。
鬼の形をした「はらいたのくすり」看板。

他の博物館でもたまに見かけるので大量生産されたものかも?インパクト強。

「ウルユス」の宣伝看板。

どうして「ウルユス」なの?気になって、帰宅後、エーザイの公式サイトを見てみたら、「ウ」+「ル」+「ユ」=「空」→胃腸を空にする薬、だからだそうだ(゜Д゜)

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