松代大本営予定地跡(2)

計画7.5キロのうちの5.9キロが完成したこの壕、一般客が見て回れるのはその一部だけ(500メートル)だ。コースからはずれないように脇道は柵で塞がれている。
頭上に削岩機のロッドが刺さったままになっていた。
こちらは電線を支えていた木片。
脇道にはトロッコの枕木の跡が残っていた。
ここが見学コースの終点。
終点付近、金網に千羽鶴がかけられていた。ここを訪れた小学生の団体がつけたものらしい。

ちなみに、見学者が無断で千羽鶴などを持ち込むことは禁止されている。

外に出て、本を購入し、原山氏から朝鮮人労働者の受けた扱いについていろいろお話を伺った(内容はだいたい本に載っている)。朝鮮人差別についても興味を示していただけると嬉しいです、というニュアンスだった。

●松代大本営・象山地下壕
9〜16時、第三火曜日と12/29〜1/3は休、無料

象山地下壕の駐車場を出たら、脇に「もう一つの歴史館・松代」という資料館があるのを発見した。

内部に展示されていた資料によると、朝鮮人女性4名が従軍慰安婦として連行されてきて、慰安所で働かされた経緯が書かれていた。慰安所の建物は91年に解体されたが、新たな歴史館建設のため、解体保存されているそうだ。つまり、今の歴史館は仮オープンということのようだ。

朝鮮人に対するひどい扱いに重点が置かれた施設だった。

中央部に当時使われたトロッコや削岩機などが置かれていた。

スコップは先端が摩耗してすり減っていた。
頼めばもっこ担ぎ体験をさせていただけるようだ。
削岩機には3人用のもののと、1人で使うものとがあった。1人用の削岩機(画像)を持ち上げようとしたが、重くて無理だった。10キロ以上ありそうだ。こんな道具を使い、粗食で一日12時間の労働、犠牲者が出て当たり前だろう。

●もう一つの歴史館・松代
公式サイト
展示室の開館日時はここを参照

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