北の丸公園南側の戦跡

武道館や緑地があり、国民の憩いの場になっている北の丸公園

この土地は終戦までは近衛師団の兵営地だった。その南側には現在も、戦争、軍関係の遺跡が点在している。 「写真と地図で読む!知られざる軍都 東京」(洋泉社MOOK)を参考に回ってみることにした。

公園南側には首都高が通り、切り通しで兵営地跡を分断している。
その際に建つ東京国立近代美術館工芸館公式サイト)(地図)は元・近衛師団司令部庁舎だった。私が行った日は残念ながら休館日で、中には入れなかった。
工芸館の前には北白川宮能久親王の乗馬像がある。

この方は近衛師団団長だったが、1895年(明治28年)、台湾で戦病死されたとのこと。軍人の像は戦後の混乱期に、取り壊されたり撤去されたりしたものが多いが、この像は大丈夫だったのだろうか?

歩道橋で首都高を越えると、首都高と一般道の間に細長い緑地がある。小高くなった場所をよく見ると、埋没して上半分が露出したコンクリの壁が見える。これが軍の地下壕の入り口だそうだ(地図)。入り口は完全に埋まってしまっている。

そこから緑地を西に歩くと、遊歩道に沿って高射砲台座跡が6個並んでいる(地図)。

上部に化粧石が貼られている。こちらも一見して、戦争の遺物だとは気がつかない状態。

オッチャンが台座の上で昼寝をしていた。
オッチャンがこの台座の正体を知っているのかどうか知りたかったのだが、爆睡していらっしゃったので、悪くて訊けなかった。

日本は平和だ(^_^)