中橋食堂

木更津にいい味出してるレトロ食堂があると聞いたので、立ち寄ることにした。中橋食堂はその方からのメールによると、「木更津駅西口降りて線路に沿って千葉方面に30mくらい戻ったところ。道路の反対側」とのこと。

中橋食堂はすぐに見つかった。手書きの看板がいい味出しているが、なんと「準備中」。中休み中だ。寄り道しないでお昼にまっすぐ来ればよかったな、と言いながら、お店の外観写真を撮っていたら、ご主人が入り口から顔を出して、「入っていいよ」とのこと。え、いいんですか、申し訳ないm(_ _)mと言いながら入店させていただいた。
店内はごく普通の昔ながらの食堂といった感じ。カウンター席とテーブル席があり、私はテーブル席に座った。

ラーメン、カレー、焼きそば、丼もの、いろいろあるようだ。値段はどれも安い(^_^) 正体不明のチーズ丼にもひかれたが、チキンカツ(420円)とご飯を注文した。

高い場所にたくさん写真が貼られていた。大きいのはタレントの写真のようだ。眺めていたら、ご主人が、「木更津出身のグループ「氣志團」です」と教えて下さった。氣志團、名前は聞いたことがあるな。
このお店は氣志團メンバーが高校生の時の行きつけのお店だったそうだ。で、脇の小さな写真(上画像、100枚以上)は、日本全国からこのお店に来た氣志團ファンだそうだ(゜Д゜)

すごいな。有名店だったんだ。

お店の方の話によると、紅白で有名になったDJ OZUMAは氣志團のセロニアス翔と同一人物だそうだ。へぇ〜。また、「木更津キャッツアイ」という映画(テレビ版もあるそう)にもこのお店は出たそうで、映画ファンも訪れる、とのこと。

「千葉ウォーカー、ぐるっと千葉などにも掲載された」ということで、ご主人が雑誌を持ってきて下さった。いろいろ勉強になります(^_^)

私が座った席の後ろに鳥かごが置いてあって、かごの底を青いセキセイインコが歩き回っていた。えさ箱も地べたに置いてあり、鳥が座り込んだりしていた。止まり木に登った鳥の足を見たら、指が変形していた。

何事かと思ったら、この鳥、もらってきた時から飛べなくて、転落を繰り返すうちに足の指を骨折して、指が固着して動かしにくい状態になってしまったそうだ。

このインコ、私が指を出すとかみかみ。いんこかわいいよいんこ
(*´д`*)

さっきからキンカチョウの声がするが姿が見えず。どこ? 探したら、カウンター席の下にカゴが置いてあることが判明。雌で壺巣の中に卵を産んでいた。ご主人の話では、一年前に知り合いの漁師の船に迷い込んできた個体だ、とのこと。こいつはセキセイインコほど馴れていないな。

ここのご夫婦、人柄がいいので、鳥も集まってきてしまうのかな?(^_^)

このお店は昭和2年から同じ建物で続いている老舗で、今のご主人で三代目、とのこと。「戦時中は予科連の人が来ていた」とか、「この界隈は空襲では焼けなかった」というお話を伺った。
チキンカツは普通に美味しかった(^_^)

ご飯と味噌汁以外に、ご主人がサービスで海草小鉢とみかんをつけて下さった。ありがとうございます。

木更津はアクアラインの開通で寂れてしまった、というけれど、東口の開発が進まないおかげでこのような老舗の食堂が残っているのだろう。

機会があったら再訪したくなる雰囲気のお店だった(^_^)

2009年1月、中橋食堂を再訪して、チーズ丼(420円)を食べてきた。

チーズ丼は上に海苔の載った玉子丼のようだった。食べてみたら、卵にチーズが混ざっているのがわかった。ご主人の話では、
○たまねぎをそばつゆを甘くしたもので煮る。
○たまねぎを溶き卵に入れる。
○ご飯の上にとろけるチーズを置き、その上に加熱した↑の卵を載せる
という方法で作るそうだ。

●中橋食堂
木更津市中央1−2−17、0438−23−5482
7〜14時半、16時半〜21時、水休