国立科学博物館(5)

【日本館1階 自然をみる技】

年代ものの望遠鏡、顕微鏡、地震計、時計などを展示。ボランティアの説明係の方がいらっしゃった。

ボランティアの方のお話は面白い。例えば、「金沢藩の江戸期後半の和時計は1日を12じゃなくて13に区切っていて、根丑寅・・・+「余」の一刻が存在した。余の時間は仕事の休憩時間として設定されていた」等。勉強になりましたm(_ _)m

【日本館二階 生き物たちの日本列島】

「固有種」「地域的変異」というテーマに沿って、大量の標本が展示されていた。

日本固有種、日本の周辺にしか分布しない鳥

ルリカケス(左画像)、メグロ(右画像)、アカヒゲ、アカハラ、アカコッコなどがそうであることは知っていたが、セグロセキレイ、ミゾゴイ、メジロ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ウグイスも世界的に見て珍しい種だとは知らなかった。

沖縄の動物分布コーナーに展示されていたセマルハコガメ

このコーナー、他にアマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナ等、貴重な標本が展示されていた。

イノシシの地域的変異。

奥から静岡、山口、西表のイノシシ。

以前はニホンイノシシ、リュウキュウイノシシの二種に区別されていたが、現在はいずれも大陸産イノシシの亜種として扱われているそうだ。

シカやヒグマについても地域的変異の研究が行われ、ヒグマが遺伝的に三群に分類できること、それから渡道ルートが推定できることなどが判明したそうだ。

素人にもわかりやすい形で展示されていたが、このコーナーはかなりマニアックだった。元になった学術文献を見てみたい。

【日本館二階 日本人と自然】

縄文時代、弥生時代、平安時代、江戸時代の家族はこんなふうだったんです・・・

表情が気持ち悪いくらいリアル。犬に関しても、縄文時代の犬と弥生時代の犬の違いがはっきりわかる出来だった。

現代人のコーナーは空になっていて、客が入って記念撮影ができるようになっていた。

江戸時代のミイラ

陶磁器の壺に膝を抱えた状態で入っていた。壺に入っていたため、酸性地下水の影響を受けず、死蝋状態で出土したそうだ。首に南無妙法蓮華経と書いた札が下がっていたとか。CT、遺伝子などを調べた結果、30代後半〜50代の女性で、歯槽膿漏で歯の多くがなくなってることなどがわかったそう。このミイラは撮影禁止だった。

ニホンオオカミ骨格標本。

三峯神社のオオカミの毛皮は撮影禁止だったが、こちらの骨格は撮影OK。

これも絶滅種のものなので貴重。

「南極物語」のカラフト犬ジロと、忠犬ハチ公。しばらくお蔵入りしていたので、再会に感激(^_^)

【日本館三階 日本列島の素顔】

動物の剥製だらけの部屋。

特に魚の標本(一部模型)が大量に展示されていた。

地球館の展示とネタ的にかぶるなぁといいながら、隅々まで見て歩いたら、オオメンダコ(画像)、アブラボウズ、ミドリフサアンコウ、ミズダコ、カンテンゲンゲ等、キモいものが多かった。

ちなみに、日本館の淡水魚は小林剥製、海水魚は湘南剥製の作品だそうだ。

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