平塚・乗蓮寺の空襲で被弾した墓石

平塚市は昭和20年7月16日に大空襲を受けた。平塚には軍需工場が集中していたが、工場ではない市街地にも大量の焼夷弾が投下され、市域の60%が焼失、300人以上が犠牲になった。
参考ページ「平塚図鑑」内)

このサイトには、平塚の戦争に関する物件が幅広く取り上げられているが、私の興味を惹いたのが、「被弾した墓石」参考ページ)。
乗蓮寺のある須賀地域はほとんどの家屋が焼失したそうで、乗蓮寺も焼夷弾の直撃を受けた。寺の建物にも焼け跡が残り、墓地に焼夷弾の直撃と熱により破壊された墓石があるそうだ。

地図に掲載されていた乗蓮寺はすぐに見つかったのだが、

墓地はかなり広い。しかも、通路は迷路のよう。お寺のおかみさんに事情を話したら、「建物の中を見せるわけにはいかないが、墓石の方はご自由に」ということで、だいたいの場所を教えて下さった。「本堂裏の、ブロック塀から1〜2本入ったところ」「田中さんの墓石」だそうだ。

そこで、その界隈で墓石を探し始めたが、田中さんだらけ。しかも、壊れている墓石はない。うろうろしていたら、用事を終えて出てきたおかみさんが、向こうの方で私を呼んでいる。あ・・・そっちでしたか・・・ありがとうございます、ということで、やっと墓石を見ることができた。

「田中家の先祖代々之墓」(昭和14年のもの)の左側が大きく破損していた。

墓石の下部の裏側に、墓石が空襲で破損した旨の表示があったらしいが、見落とした。

●乗蓮寺
神奈川県平塚市札場町 15-26
墓石の場所はこのへん