八戸市南郷歴史民俗資料館(1)

「全国お宝スポット魔境めぐり!」(宝島社)掲載物件・八戸市南郷歴史民俗資料館(旧・南郷村立歴史民俗資料館)に立ち寄ることにした。この施設、町民からの寄贈物が多く展示されていて、「手作り感満載」なのだという。その後、南郷村は八戸市に合併された。本の取材時期からは10年たっている。現状はどうなのだろうか?

集落内に資料館がある筈なのだが、案内看板が見つからず、農作業中のおじさんに道を訊いて到着。
エントランス周辺には、赤い自転車(郵便配達用)、昔の消防資料(竜吐水、消火弾(画像)など)、箪笥とテレビ、柱時計などが展示されていた。
誰それの寄贈品と明記されたものもあった。

 

次の部屋では巨大ジオラマ展示

「ダムによって歴史を閉じた世増、畑内地区」の平成元年頃の様子を現したものだそうだ。約50軒の家がある、平家落人伝説の集落らしい。

ジオラマ内には家屋がたくさん並び、樹木や畑も作られているのだが、全て手作りふう。プロの仕事ではない。

しかも、誰それの家と書かれたボタンを押すと、ちゃんと電気がつく。なかなかこった仕掛けだ。

ジオラマの周囲には古い教科書コーナーがあった。明治時代の教科書から戦後のものまで、さわり放題。公立の博物館でこれは珍しい(^_^)
「戦前の図画の教科書は男女別」だとか、

左 女児用
右 男児用

「明治38年の高等小学校第三学年(現在の中学一年に相当)の算術教科書は、公債、株、利回りなどの用語を扱っており、とっつきにくそうだ」等、いろいろ発見があった。

残念ながら、私が最も興味を持っている「戦時中の教科書」はなかった。

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