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稚内市青少年科学館(1) |
ノシャップ寒流水族館の隣に稚内市青少年科学館がある。こちらも昭和49年開館のレトロな施設だ。 |
この施設の目玉は昭和30年代に行われた南極探検。有名なタロ・ジロをはじめとする樺太犬の訓練は稚内で行われたそうだ。 |
| ★タロ・ジロについて(ウイキペディアを要約)。
1956年、第一次南極探検隊は、昭和基地に樺太犬チームを連れて行った。1958年、第二次越冬隊は天候悪化から昭和基地にたどり着けず、大半の犬が置き去りにされてしまった。翌年、昭和基地に入ったところ、タロとジロが生存していることが確認された。ジロは1960年、第四次越冬中に病死したが、タロは札幌市の北大植物園で飼育され、1970年に大往生した。現在、タロの剥製は北大植物園に、ジロの剥製は国立科学博物館に展示されている。1982年、映画「南極物語」が製作された。 |
科学館なのでプラネタリウム、科学体験コーナーなどがある。体験コーナーもレトロっぽかったが、長野市少年科学センターほどのネタは無かった。 |
二人でボートこぎ競争をすると、地図上のランプの点灯位置が動く体験装置があった。
稚内、利尻、礼文島の地図が使われていて、ローカルだった。 |
こちらは南極探検関連の展示室。 |
宗谷、ふじ、しらせの模型。
並べると、世代を重ねるにつれ、船が大きく、装備もゴージャスになっていったことがよくわかる。宗谷はよくこんな装備で南極まで行ったものだ。 ★宗谷の実物は、船の科学館に展示されている。 |
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南極探検に使われたソリと、南極点に掲げられた国旗、防寒服。 |
犬置き去り事件とタロ・ジロ生還に関する当時の新聞記事。
隊員とその家族が愛犬家の脅迫におびえていたという記事が興味深かった。「犬殺したら家に火をつける」って・・・いつの時代にも過激な動物愛護家はいるもんだ(ノД`) |
犬、アザラシ、ペンギンなどの剥製を使った南極のジオラマ区画があり、年代ものの押しボタンスイッチがあった。開館当初からのものらしい。押すと解説が流れた。こういうレトロなもの、動くだけでも感動だ!!
ちなみに、剥製の犬のうち一頭はタロジロと一緒に稚内公園で訓練を受けたシローだそうだ。サブロという弟もいたが、サブロは訓練中に病死したそう。 |
受付前に戻ってきたら気になるものを発見した。「北防ドームとしらせ」というタイトルで、防波堤ドームの脇にしらせが記念館として展示されているという予想図だった。あれ?しらせって引き取り手がいないから、スクラップにされる筈だったんじゃ? |
係の男性に訊いてみたら、しらせの保存は困難だが、(2008年7月の時点で、)まだ解体されると決まったわけではないらしい。文部科学省がしらせの引き取り手を公募している。稚内市は誘致を希望しているが、他にもしらせ引き取りを希望している企業が6つあり、まだ結論が出ていないとのこと。そして、引き取りにかかる膨大な費用も問題(稚内市単独では無理)だそうだ。
私は稚内市による誘致の話を全く知らなかったのだが、文部省は「誘致を希望している自治体は無い」とアナウンスしているようだ。それじゃ私が知らないのも当たり前だ。いったい何故?
このページ(「人民网」内、すでに消滅)を見ると、稚内市は国に財政支援を求めたうえで、「稚内港にしらせを係留し、船内に、老朽化した市の水族館など計3施設を移築する計画」だそうだ。費用がなんとかなるといいのだが、と思ったら、「稚内市の夕張化」を心配して、この計画に反対している人もいるようだ。難しい話なのね。
08年10月末、結局しらせは解体されることになった、とニュースでやっていた。残念(ノД`)
ところが、その後、鉄スクラップ価格の暴落で解体業者が見つからず、再度、しらせ保存活用計画が再公募されることになり、09年11月のニュースで、「ウェザーニューズ社が「しらせ」を落札し、千葉県船橋市に繋留することになった。将来は千葉港に移す」旨の報道がされていた。
他、係の方からは、「タロジロの像は稚内公園には無いが、東京タワーにある」という話を教わった。久々に東京タワーに行こうかな。→東京タワーの樺太犬像と碑レポ
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